日本ではまだまだ寒い冬ですが、
南半球のオーストラリアは真夏
ロードバイクでは
ツアー・ダウン・アンダーが、
そしてテニスでは全豪オープンが
行われています
今年も様々なスポーツ界において、
どんなドラマを見せてくれるのでしょうか!
楽しみですね
さて、皆さんは、
「赤いツノ」と聞いて、
何を思い浮かべますか
子供なら、
「赤いツノ」といえば、
赤鬼ですね
「泣いた赤鬼」は
本当に泣けるお話です・・・
ちなみに、私ぐらいの世代で
「赤いツノ」といえば
もちろん、機動戦士ガンダムの
赤い彗星、シャア・アズナブルです
赤いツノのついたシャー専用ザクは
通常の3倍のスピードで
接近するのですね
そして、もう一つ
ロードバイクホイール界で、
「赤いツノ」といえば
レーシングゼロ コンペティツィオーネ C17 CULT
ですよね!
一本だけある赤いスポークが、
実にカッコいい!!
まさしく、
ホイール界のシャアです
ただ、このホイールを履けば、
通常の3倍のスピードで走れる
・・・というわけにはいきません
しかし、少なくとも
ベアリングに関して言えば、
このCULTベアリングは、
通常のベアリングの9倍の回転性能を誇ります
そして、フルクラム独自の技術による
パワーを逃さない高剛性や、
バランスのとれたスポーク組み、
さらに、C17リムによる安定性などで、
それまでの平均時速よりも、
10%以上速くなります
今日は、この
RacingZero Competizione C17 CULT
をご購入いただいたお客様から頂いた、
実際の走行記録と、インプレを
ご紹介させていただきます!
FULCRUM Racing Zero Competizione C17 CLUT 2Way-Fit wheel set
フルクラム レーシングゼロ コンペティツィオーネ C17 CULT/RACING ZERO Competizione C17 カルト 2ウェイフィット ホイールセット
レーゼロコンペでギヤが一枚軽くなる♪
先日、いつものように、
ホイールの荷受けをした後で
検品作業をしていると、
一通のメールが来ました
先日、
レーゼロコンペCULTをご購入いただいた
お客様からのメールで、
どうやら現在進行形で走行中のようです
このような実況中継風のメールは、
なかなかわくわくしますね
心の中で、
精一杯応援していました
さて、その後、夕方過ぎて、
ふたたびメールを頂きました
今回は、都合で
お客様から頂きました走行インプレの文面を、
私が書き下ろす形にさせていただいております。
お疲れさまでした
アップダウンがあるコースの中で、
平均速度24.4kmは素晴らしいですね
これはスゴイ
ちょうど10%速くなっていますよね
もちろん、ホイールを
レーゼロコンペに変えたことも要因でしょうが、
それ以上に、
そのホイールをしっかりと乗りこなすだけの
ペダリングと体力があったからだと思います
これは、
まさしくその通りだと思います
アップダウンが多い場面では、
パワーを逃さない剛性と、
重力の影響を受けにくい軽量性が、
非常に大きなカギを握ります!
グレードの低いホイールに乗ると、
こういうアップダウンは本当に疲れます
そして、その後の平地では、
よく回るCULTベアリングで、
脚をためながらの高速巡航ができます
これこそ、
レーゼロコンペの強さですね
「フルクラムのホイールは
固いとの評価があるみたいですが、
振動が抑えられていて
硬いとは感じませんでした。」
この辺が
やはりフルクラムの技術力ですね
本来アルミはカーボンよりも
振動吸収率が低い素材です。
ただ、すべてが素材で
決まるわけではありません
例えば、ロードバイクでも、
キャノンデールのCAAD10は、
アルミでありながらも、
非常に乗り心地がいいことで有名です
振動吸収に限らず、
製品のパフォーマンスは、
素材のみで決まるのではなく、
全体の設計や実際の制作過程で、
大きく変わってきます
アルミでありながら、
高い振動吸収率を持つのは、
フルクラムの卓越した技術のおかげですね
もちろん、
25Cタイヤのメリットによる部分も
大きいと思います
25Cタイヤに最適されたC17リムは、
実に素晴らしい安定性と操作性を
実現しました!
お客様のように、
「コーナーで思った通りのラインを走れる!」
という声も多く頂いております
しかも、横接地面積が多いので、
無理しなくても、ある程度コーナーを
攻めることができるのではないでしょうか
「リヤホイールのスポークは
等間隔ではないですが、
これはタイヤにかかる荷重と振動を
推進力に変えているのでしょうね。」
この点は、2 to 1 スポークレシオという、
フルクラム独自のスポーク組みが
大きく影響を与えています
先ほども書きましたが、
大事な点は、全体のバランスです。
リアの場合は特に、
スプロケの部分があるので、
全体のバランスが難しくなるんですよね
おっしゃるように、
そのバランスをうまく
2 to 1 スポークレシオで調整し、
推進力に変えています
硬さとバランスにより、
与えられたパワーを
最大限に利用することができる、
素晴らしいホイールです
いえいえ!
レーシングゼロコンペの魅力を
余すところなく引き出し、楽しんでいただいて、
こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです
そして、写真もいただきましたので、
ご紹介しますね!
さりげなく、赤いツノが効いています
TREK乗り様、
本当に詳しいインプレありがとうございました
ぜひ、これからも、
レーゼロコンペと
すばらしいロードバイクライフをお過ごしください
FULCRUM Racing Zero Competizione C17 CLUT 2Way-Fit wheel set
フルクラム レーシングゼロ コンペティツィオーネ C17 CULT