まだまだ春には遠い季節ですが、
皆さんは走りに出かけていますか
日本は南北に長い国ですので、
雪はめったに降らないので、
冬でも問題なく走れます
という地域の方もいらっしゃると思います。
その一方で、
雪国といわれる地域の方は、
冬場の実走は難しいですよね
実は昨年末のことでしたが、
新潟のお客様から、
SPEED 40Cのご注文を頂いたのですが、
お届けした日の夜に
初雪が降ってしまったとのことでした
新潟のI.O様、
その節は大変申し訳ございませんでした
できる限りのスピードで
発送したのですが、
取り寄せに手間取り、
初雪に負けてしまいました
その後は、実走できていますでしょうか?
早く春になって、本格的に走って、
ホイールの素晴らしさを
満喫していただきたいと思います
さて、
私が住んで切るところでは、
今年は思いがけない大雪も降りましたが、
普段は冬の間でもそこそこ走れる地域です
そこで、先日、久々に走ってきました
最初は平地を走っていたのですが、
やっぱり実走は楽しいですね
ちょっと気をよくして、
思わずちょこっとだけ
近くの山まで走りに行っちゃいました
すると、道路わきには
まだ雪が残っていて、
そこから流れ出した雪解け水で、
路面は水浸し・・・
登りは良いのですが、
こういうウェットな状態だと、
下りが怖いですよね~
ということで、
今日は、そんな悪天候にも強い、
ディスクブレーキ対応ホイール
スピード40T DB
のご紹介です!
そうです
DBはDisc Brakeの略ですね
以前、2017年新製品、
レーシングゼロDBの記事を書きました。
それに続き、満を持して発表された
フルクラムの2017年の新作ですが、
本当にすごい商品ですよ
ブレーキをディスクにすることで、無敵のホイールに進化!
現在のロードバイクで
一般に使用されているのが、
キャリパーブレーキです。
キャリパーブレーキは
ブレーキパッドでホイールのリム部分を
直接挟み込むことで、回転を止めます
この構造では、どうしても、
リム部分が摩擦で熱を持ったり、
ブレーキパッドとリムの間に
異物が入りこんだりしてしまいます。
リム面がアルミの場合は、
比較的大丈夫なのですが、
リム面がカーボンの場合は、
このような熱や異物からの傷に対して、
非常に深刻な影響を受けます
カーボンホイールの大きな弱点は、
このブレーキ面なんですね。
一方、ディスクブレーキの場合は、
ハブ部分にローターというパーツを付け、
それを油圧で挟み込む構造になります
この場合は、
リム面のカーボンを挟むことなく、
ローター面を挟むので熱に強く、
また構造上、異物を挟むことも少なくなります
まさに、
カーボンホイールのためのブレーキ
といっても過言ではないですね
そして、もう一つ。
キャリパーブレーキだと、
構造上リム部分が路面より
10cm程度の位置になるので、
どうしても路面の影響を受けやすくなります
路面がウエットならば、
すぐにリム面も濡れ、
摩擦力が弱まり、
制動力もかなり落ちてしまうのですね
ところが、ディスクブレーキの場合だと、
ローター位置が
路面よりかなり高くなるので、
雨や泥などの影響を受けにくくなります
路面の影響を受けず、
信頼してブレーキを使えるのは、
非常に安心でうれしいですよね
さて、今回フルクラムから
新たに発売されるのが、
SPEED 40T DB
プロユースにも十分耐えうる、
カーボンチューブラーホイールです
UCIプロチームが使用する
このトップモデルに、
ディスクブレーキを搭載したという点に
フルクラムの本気度を感じます
おそらくは、今後、
このディスクブレーキが
アスリート用、本格レース用に
一般化されることでしょう。
もちろん、
ディスクブレーキの使用には、
ホイールだけではなく、
ブレーキそのもののも必要ですし、
対応するフレームやフォークも必要になります。
ホイールだけ買えばよいものではないので、
すぐに乗り換えとはいきませんが、
将来的な選択肢の一つとして、
お考えになってみてはいかがでしょうか
FULCRUM SPEED 40T DB Tublar wheel set
スピード40T DB/SPEED 40T DB ディスクブレーキ
(画像はフルクラム スピード40Tです)
発売日は未定です。ショップで最新情報をお伝えしていきます!