発声までのプロセス | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

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◯発声までのプロセス

 

お腹から声を出し続けているうちに、その力を使うことができるようになります。

すると、無理な力が抜けて、確実に声を出すことができるようになります。

他のところに声の出ない原因をつくってしまっては、複雑になります。

声を出していても、悪い癖となって固まっていきかねません。

発声を複雑にしてはなりません。

 

気をつけることは、喉が痛くなるような練習をさけることです。

最初から高い音では、声を出すポジションがあがって、喉に負担がきやすいものです。

お腹はついていきません。

声となるのに充分な息もミックスされません。

かすれた声も望ましくないでしょう。のどに負担を感じるような出し方はよくありません。

例外として、高い声しかうまく出ない人は、高めの声から始めてもかまいません。

 

強化トレーニングとは、負担「抵抗」を与え、鍛えることです。

身体を変えていくのなら、当然のことでしょう。

それはしぜんな状態からみると、必要悪のことですから、人によっては副作用も生じます。

それゆえ、後で戻す必要があるのです。