間違ったら直せばよいのです。なぜ間違ったのかということと、
間違いの直し方を覚えることです。
その場ですぐに直るようなことは、
直し方よりも取り組み方や方向が間違っていないかをよく考えることです。
間違いを直すよりも、本当に間違いなのかを疑ってみて、
わからなければ直すよりも保留にする、
あるいは、レッスンでは直してみても、
自分の中では棚上げにしておくのです。
その人のもてる限りの力をそこで出しているのなら、
そこに間違いはありません。
その人の今の体でできることはできていることなのです。
できないことは間違いではありません。
やり方の違うことは間違いですが、大半はまだできないことなのです。
入れているものが足らないのです。
本当は、やっても無理なこと、やらない方がよいこと、まだ早いことなのです。
まだできないことは、できるまで待つしかありません。
できるようにしていく、そのために他の条件を地道に整えていくことです。