「ハイ」のチェック ~ベストポジションを得る | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

歌手、声優、俳優、芸人、ビジネス、一般、声に関心のある人に。
プロ、トレーナーも含め、トップレベルのヴォイトレ論を展開します。

「ハイ」(hai)といいます。

 もっとも声の出しやすい高さで、なるべく大きく、吐き切るように「ハイ」といいましょう。強くしても、カン高くならないよう、かすれさせないようにしっかりとした声にします。普段、使わない身体、息で、新たにより深くしっかりとした声を出せるようにしていきます。声のベストポジションを体得していきます。

 

 

□「ハ」と「イ」が二音でなく、一音に聞こえるようにします。

□身体で言い切ること。ただし、急がないことです。

□口が先に動かないようにしましょう。

□口のなかで声をつくらないようにしましょう。

□首、肩から上で操作しないことです。

 

□ここでは、胸部中心にひびかせましょう。

□ひびきが上に逃げないようにします。

□身体からの息を使って、声を捉えるようにします。

□できるだけ太く強い声を使ってください。

□充分に深い息で身体を使うことです。

□あごを動かしたり、前に出したりしません。

 

 

1.声のきっかけ(発生、声たて)を捉える

2.自分のベストの声高を知る

3.小さな声を大きくしていく

4.細い声を太い声にしていく

5.頭声を胸声にする(イメージ)

 

身体で声を捉え、出すことを覚えます。また、声を出すなかで、身体や声を養っていきます。

ただし、喉を押し下げたり、胸に押しつけないように気をつけます。

うまくできないときは、息で「ハイ」と言ってから、行うとよいでしょう。

 

「イ」は日本語の「い」よりも、ずっと深い音です。

口の形を「い」のように、横にひっぱらないでください。

イメージは縦の「i」(外国語のi)です。

 

 

母音の発音

 

(舌高)

前舌  

後舌

(口の開き)

ウ  

 

 

半狭

 

 

 

 

ア