ベターの声を見つけ、大きくする ~全身を使い切れる声を養う | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

歌手、声優、俳優、芸人、ビジネス、一般、声に関心のある人に。
プロ、トレーナーも含め、トップレベルのヴォイトレ論を展開します。

息を思いっきり吐いたあと、「アマイ」「アオイ」とシャウトしてみます。

 

 

□声をできる限り大きく出しつつ、フォームが身につくに従って、

 セーブしつつ、コントロールする方向で進めます。

□声が充分に出ていないと、逆に身体でコントロールするのは、難しいものです。

□イメージでは、息のしっぽをとらえ、声にすることです。

 息のなかに声のきっかけがでてきます。それが声となるのを待ちましょう。

□気持ちを入れると、息や声が出やすくなります。

 

 

最初は、できるだけ大きく声を出す方がよいのですが、

その理由としては、

1.身体が鍛えられます(身体と息と声の結びつきが覚えやすい)。

2.コントロールが早くできるようになります。

3.間違いがわかりやすいです。

4.表現に気持ちが入りやすいです。

 

 

ここでは、感情を入れることで、声がかすれるようなことは避けます。

「大きく」「強く」といっても、コントロールできる範囲で行い、

喉を痛めるような無理は禁物です。

 

なかには大きな声を出すことが全くできない人、

あまり声を使わない方がよい人もいます。

その場合は、息だけか、中くらいの声で行なってください。