保育士試験:社会福祉・社会的養護等攻略講座

保育士試験:社会福祉・社会的養護等攻略講座

保育士試験の難関科目「子ども家庭福祉」「社会福祉」「教育原理」「社会的養護」
などを受験される方のための「ふくしかくネット」のブログです。

<令和3年(前期)保育士試験・筆記試験を受験される方へ>

いよいよ、明日、17日(土)から令和3年(前期)の筆記試験が始まりますね。

新型コロナ感染防止対策をしっかり行いながら、冷静に本番に臨んできてください。

筆記試験前日の記事として、いくつか、具体的な注意点をあげさせていただきます。


① 受験票に記載された注意事項をよく読み、当日の時間の流れをイメージし、時間の余裕をもって出発できるようにしておきましょう。
受験に行くときは、想定外の失敗もしてしまいがちです。
忘れ物や、電車の乗り間違いなど、トラブルが発生しても、時間の余裕があれば何とかなるものです
「早めに出る」ことは大切です。

② 期待された問題が出題されなくても、心が折れないように気持ちをコントロールしてください。
難問が2つ続いても、あせらず、萎縮せず、確実な基本的知識と、組み合わせからの消去法などで何とか五分五分の勝負に持ち込んで、2問のうち1問取れればいい、と開き直ることも大切です。

③ 問題の作り自体がまずく、「少しおかしい」と思える問題もあるかと思いますが、その場合は、問題作成者が○と×のどちらにしようとしたのかという、【問題作成者の意図】を考え、素直に誘導に従って答えを出してください。

問題文に表れていない知識を考慮してしまうなどの、深読み、裏読みはしないように心がけましょう

問題作成者は、×の記述を作成する場合は、数字や言葉を入れ替えるなどして、根拠がはっきりした×の記述とするのが通常だと思われます。

試験の現場では、腑に落ちない場合であっても、割り切って、より正解に近い選択肢を選んでマークするしかないのです。

④ 「社会福祉」や「ニコイチ」などの難関科目の難しさの一つの要因として、形式的なことですが、「組み合わせ」が全部○のものが正答となる場合が結構あることがあげられます。

また、これも形式的なことですが、同じ正答番号が4~5問続くこともあります。
問題作成者にもよると思いますが、通常は、狙っているわけではなく、結果的に連続してしまっただけで、そうなっても、順番を入れ替えるなどの調整をしない作成者は調整をしない、というだけのことかと思われます。

しかし、さすがに「4」が5問続くと、「どれか間違っているのは?」という気持ちになって、解答を書き直してしまいたくなるものです。
それは科目合格率にも影響を与えているのではないかと思われます。

「組み合わせ」が全部○か×になっても、また、同じ正答番号が5問(見たことはありませんが、あるいは6問)続いても、素直に読んでその結果になったのであれば、気にしないことが大切です。

⑤ 特に、出題範囲が広いイメージのある「社会福祉」や「子ども家庭福祉」については、1回落としてしまったことで、他の科目と比べて余計な恐怖心を持ってしまっているということもあるかもしれません。
しかし、意識的に取り組んできた成果は、きっと出るはずです。
他の科目でできること(合格点をクリアすること)が、できないはずはありません。
必要なのは、12問/20問です。

極端にいえば、4問しか自信がなくても、合格に必要なのは、残り8問/16問なので、合格に必要な残り分は、「よく分からないが、五分五分」でいいことになります。

ひるまずに、ポジティブ(前向き)に、(言葉は悪いですが)食らいついていくことが大切です。

準備困難な資料や統計データに関する問題は、むしろ知識の要求量は少なく、「国語」の問題だと思ってよく読めば、何とかなるものです。

*******************

1日目の受験科目がない方の場合、まだ、16日(金)、17日(土)、18日(日)の朝(移動時間等)という時間があることになります。
言うまでもなく、「ニコイチ」の「教育原理」と「社会的養護」では1問(5点)の意味が大きいので、残りの時間を有効活用していただきたいと思います。

「社会福祉」や「教育原理」で出題される条文なども、今、覚えれば、試験終了までは記憶も持つでしょう。

本番では、自分がやってきたことを信じつつ、問題作成者の気持ちも考えながらより正解に近いと思われる選択肢を選んでマークしてきてください。


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<【出題予想】令和3年(前期)保育の心理学の優先学習事項>

近年、苦手とされる受験者が増加しつつある科目です。

「保育の心理学」は、科目名も微妙ですが(「発達」の要素が見えない)、出題範囲が掴みにくく、準備しづらい(何をどこまで勉強すればいいかよく分からない)科目です。

しかし、そのような「保育の心理学」でも、当然、頻出事項はあるわけで、頻出事項をしっかり押さえて、確実に60点(12問)以上をねらっていくという観点から、過去問とにらめっこをしつつ、優先学習事項をあげてみます。


1 人物と業績

毎回、2~3問、7~8人の人名が出てきています。

【パターンA】 丸々一人の人物とその理論・主張に関する問題
【パターンB】 一人の人名を示してその理論・主張を選ばせる問題
【パターンC】 一つの理論・主張を示して人名を選ばせる問題

などの形で出題されます。

このうち、【パターンA】は、ピアジェ、エリクソン、ヴィゴツキー、ブロンフェンブレンナーのような超重要人物に関する空欄補充問題として多く出題されています。
少なくともこの4人については、出題サイクルを考えてはならず、人名と理論名だけでなく、理論の内容・複数のキーワードまで、お手持ちのテキストでしっかり、押さえておく必要があります。
4人についての注意点をお伝えします。

(1) ピアジェ

シェマ、認知発達理論、循環反応、保存の概念、象徴機能・・・と、手抜きすることなく押さえておく必要があります。
気になるのが、昨年の前期・後期試験で「構成主義の立場に立つピアジェ」、「ピアジェは領域一般性」という、今までにはみられなかった要素がピアジェの理論として登場していることです。
ピアジェは1980年に亡くなられているので、ピアジェの新しい主張が出てくることはあり得ないのですが、学者・研究者等によるピアジェの理論への捉え方が日々変化しており、その影響が、保育士試験の「保育の心理学」、全社協のテキストの記述に影響してきているものと考えられます。

「構成主義」や「領域一般性」の詳細につきましては、下記の記事をご参照ください。

<また出る過去問分析 保育の心理学(構成主義・領域一般性)>

(2) エリクソン

何といっても、8つの発達段階おける心理社会的危機は、しっかり押さえておく必要がありあます。

【8つの発達段階おける心理社会的危機】

乳児期    「基本的信頼」対「不信」
幼児前期   「自律」対「恥と疑惑」
幼児後期   「自発性」対「罪悪感」
学童期    「勤勉」対「劣等感」
青年期    「同一性」対「役割の混乱」
初期成人期  「親密」対「孤独」
成人期    「生殖性」対「停滞」
老年期    「統合」対「絶望」

(※ 用語の和訳については、論者・テキストによって若干違いがあります。)

エリクソンについては、青年期から老年期に関する問題のネタにしやすいこともあって、出題が途絶えないのではないかと思います(青年期の「同一性(アイデンティティ)」、「心理社会的モラトリアム(猶予期間)」など)。

(3) ヴィゴツキー

発達の最近接領域」が有名であり、確実に押さえておく必要があります。
生活的概念科学的概念」についての見解も重要です。
ただ、最近は、ピアジェへの批判者としての側面が目立ってきている印象があります。

(1)の過去記事で取り上げた、令和元年(後期)の問2のAの「社会的構成主義」がヴィゴツキーの立場であり、それに対比させて、ピアジェの「構成主義」を「心理学的構成主義」ということもあります。

(4) ブロンフェンブレンナー

上記の3人とは異なり、さまざまな場面で登場するわけではなく、保育士試験との関係では、「生態学的システム」に尽きています。
環境の重要性という「保育の心理学」の導入部分に関する問題を作成するに当たり、エリクソンの青年期以降と同じように、使いやすいというか、代わりを見つけづらいのかと思われます。
マイクロ・メゾ・エクソ・マクロ・クロノと、確実に押さえておく必要があります。
マイクロ」と「マクロ」を見間違いやすいと思いますが、だいぶ広さが違うので、しっかり意識しておきましょう。

(5) その他

下記の人名と用語については、「まったく知らない」という状態は避けましょう。

□ ジェンセン 「環境閾値(いきち)説」
□ ローレンツ 「インプリンティング」、「幼児図式」
□ ボウルビィ 「愛着の形成過程」
□ エインズワース 「ストレインジ・シチュエーション法(新奇場面法)」
□ マーラー 「分離個体化理論」

□ ウィニコット 「移行対象」
□ ポルトマン 「生理的早産」、「二次的就巣性」
□ コンドンとサンダー 「エントレインメント」
□ プレマックとウッドラフ 「心の理論」、「誤信念課題」
□ バンデューラ 「モデリング理論」、「社会的学習理論」

□ トマスとチェス 「気質の9つのカテゴリー」
□ レイチェル・カーソン 「センス・オブ・ワンダー」
□ ギブソン(夫のほう:Gibson,J.J.) 「アフォーダンス」
(ギブソンの妻のほう(Gibson,E.J.)は、ウォークとともに、「視覚的断崖・奥行きの知覚」)
□ ガードナー 「多重知能理論」
□ レイヴとウェンガー 「正統的周辺参加」


2 用語(理論)

多くの用語が人物とからんでいるので、「1 人物と業績」と重複するものもあります。

(1) 心の理論(プレマックとウッドラフ)

近年、出題が続いています。
「プレマックとウッドラフ」=「心の理論」(用語と人物の組み合わせ)で済めばいいのですが、「誤信念課題」の事例(具体例)まで出てくると、意外と「心の理論」・「誤信念課題」について理解していなかったことに気づく方も少なくないと思われます。
不安のある方は、下記の過去記事をご参照ください。

<また出る過去問分析(保育の心理学) 心の理論>

(2) 正統的周辺参加(レイヴとウェンガー)

「正統的周辺参加」という用語が最初に出題されたのは、平成25年「教育原理」問7でしたが、最近では、平成30年(後期)「保育の心理学」問1、平成31年(前期)「教育原理」問4、令和元年(後期)「保育の心理学」問9と、人気が高く、引っ張りだこな感じです。
「心の理論(誤信念課題)」、「アフォーダンス」と同様に、事例の問題を作りやすいことと、事例があっても理解しづらい面があるため、出題が続いているのかと思われます。

(3) スクリプト

過去7回の全国試験で、4回出題されています。
スクリプトとは、特定の文脈で起きる出来事について人々がもっている時間的・因果的知識のことをいいます。
例えば、子どもが保育所での生活を繰り返すことにより、「もうすぐ給食だ。」といったような、保育所での生活の流れの見通しをもつようになれば、保育所での生活の流れについてスクリプトを獲得したことになります。

(4) アフォーダンス(ギブソン(夫))

好んで出題されている感じです。
「誤信念課題」と同様に、事例の問題を作りやすいことと、事例があっても理解しづらい面があるため、正答率が低く、出題が続いているのかもしれません。

(5) 三項関係、共同注意

三項関係とは、生後8、9か月頃に成立する、自分、他者、対象からなる関係をいいます。
三項関係が成立することによって、他者の注目している対象に自分も注意を向ける共同注意(共同注視、ジョイントアテンション)指さしも可能となります。

そのほか、

共鳴動作、情動伝染、社会的参照、内的ワーキング・モデル、ペアレントトレーニング、コーピング、コンピテンス(有能感)、メタ認知、内発的動機づけ、サクセスフルエイジング、流動性知能と結晶性知能、、レジリエンス(弾力性)、省察(せいさつ:振り返り)

のうち、意味が分からないものは調べておきましょう(多いですね・・・)。


3 精神保健

正式に出題範囲に帰ってきたので、急激にではないでしょうが、問題数は増えると思います。
ご自身の「保育の心理学」のテキストで、「精神保健」に関する記述があまりにも少ない場合は、昨年以前の「子どもの保健」のテキストの「精神保健」に関する記述を見ておけるといいでしょう。
「リベンジセット保育の心理学」をご利用いただいている場合は、ポイント集の第3章を、今までよりは力を入れて見ておいてください。

なお、「精神保健」に関する問題では、アメリカ精神医学会による「DSM-5」が根拠として示されていることが多いのですが、保育士試験で使うには専門的すぎるので、普通の保育士試験対策テキストで普通に書かれている症状等を押さえておけば足りると思います。

下記の疾患に関する基本的事項は押さえておきましょう。

□ 自閉スペクトラム症
□ 注意欠如/多動症(AD/HD)
□ 吃音(きつおん)
□ 選択性緘黙(かんもく)
□ チック

□ 強迫性障害
□ 分離不安障害
□ 反応性愛着障害
□ パニック障害
□ 心的外傷後ストレス障害(PTSD)


4 保育所保育指針

着実に1~2問出題されている感じです。
旧・指針の第2章「子どもの発達」がなくなってしまい、どこから出題されるか、予測は難しくなっています
「保育原理」を並行して勉強されている場合は、一応問題ないでしょう。
そうでない場合も、指針に関する問題は、いくら勉強していても難しい、当てにならないので、以前の記憶のかけらを頼りに現場対応することとし、今からは手をつけないのが得策かもしれません


5 事例問題・半事例問題

「保育の心理学」では、具体的な知識(出題項目)との結びつけが難しい「実際の現場での保育士の対応」のような事例問題・半事例問題が、毎回、何問か出題されます。

これらの問題については、「保育の心理学」の知識で対応するというよりは、「社会福祉」等で勉強するバイステックの7原則(①個別化、②意図的な感情表出、③統制された情緒的関与、④受容、⑤非審判的態度、⑥自己決定、⑦秘密保持)や、傾聴・共感などの相談援助における基本的な姿勢を念頭に置いて対応することが必要となります。

決めつけ・やりすぎはダメ何もしないのもダメ、という感覚も大事です。

「保育の心理学」の事例問題・半事例問題の記述(選択肢)は、文章が断片的で短く、問題作成者の意図(○か×か)が見えづらい場合が少なくありません。

例えば、昨年の8月の神奈川県試験「保育の心理学」問20・Dでは、吃音の子どもへの対応として、次のように記されていました。

「養育者は落ち着いてゆっくり話すように伝えることが効果的である。」

この記述だけからは、「悪い要素」、「×のにおい」が伝わってこないですよね。
これは、「吃音は指摘しないほうがよい」という基本的知識から、養育者が伝えていること自体をもって不適切だという記述でした。

通常、選択式の試験問題などでは、

「問題文に書いてない事情を付け加えてはならない。」
「深読みしすぎてはいけない。」
「迷ったら直感に従う。」

というのが基本・原則ですね。

しかし、「保育の心理学」の場合、上述のように、文章が断片的で短いため「思い込み」が生じる恐れが高いので、少し立ち止まって、一歩引いて、記述の意味を考える、自分が持っている何らかの知識と結びつかないか考えてみることも必要かと思います。


・・・といったところですが、覚えるべき事項は絞ったつもりでも、かなりの量になってしまいました。

単純に覚えるべき事項が多いのが、「保育の心理学」の難しさの原因の一つなのかもしれませんね。

試験本番までに気づいたことがあれば、またお伝えさせていただきます。


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<【出題予想】令和3年(前期)教育原理の優先学習事項>

今回は、「教育原理」について、出題サイクルも考えながら、優先学習事項(出題予想事項)をあげてみたいと思います。

「教育原理」では、「頻出・重要・基本事項」については、「覚える」姿勢で臨む必要があります。

準備困難な資料等からの問題については、何とか準備しようと手を広げるのではなく、組み合わせや文脈などからよく考えれば解けるように作成されていると考えて、準備可能な問題を確実に取るために、今からでも、土台となる重要法令や重要人物をしっかり押さえ切る妥協を捨ててしっかり覚える、という姿勢が大切になってきます。


1 基本的法令問題について

● 「教育基本法」
は、ほぼすべて(前文、1~17条)、できるだけ「覚える」ことが必要です。
続けて同じ条文が出題されることもあるので、ヤマは張らないほうがいいでしょう。

● 「学校教育法」
は重要条文(1条、11条、21~27条、72条、81条など)だけでいいと思います。
11条は懲戒、72条は特別支援学校ですね。

問1では、
● 「日本国憲法」26条
● 「児童の権利に関する条約」28条・29条
にも要注意です。

また、
● 「幼稚園教育要領」
からの出題の可能性も高いと思われます。
ただ、第1章だけでも内容量が多いので、「覚える」のは難しく、「目を通しておく」という姿勢になるかと思いますが、どうしても手がつかないという方は、テキストで抜粋されている部分(リベンジセットのポイント集ならp26・27)の抜粋部分だけでも読み込んでおきましょう。


2 人物(業績)・歴史問題

これについても、「教育基本法」と同様、ヤマは張らないほうがいいと思います。
過去に出題されたもの、お手持ちのテキストやリベンジセットのポイント集・予想問題集に載っている程度の重要人物と業績・キーワードはしっかり押さえましょう。

私塾」などは、出題されるたびに「難しかった」という声を耳にしますが、一定の範囲のものしか出題されません。
空海世阿弥寺子屋などと同様に、過去に出題されたことのある事項は確実に押さえておきましょう。

学制」や「教育令」、その他の歴史的事項も内容量は多くないので、「古い順に並べた場合」の問題には対応できる程度に押さえておいたほうがいいと思います。

著者当て問題」については、著作を読んだことがあるかどうかを試すわけではなく、その著者に関するキーワードを押さえていれば対応できる問題がほとんどなので、通常の人物・業績問題と区別することなく、コメニウスペスタロッチ倉橋惣三などの超重要人物についてはやや手広く、キーワードや業績を押さえておくことで対応していけばいいと思います。

数年前の過去問で出題があるのに「盲点」となりそうな人物と代表的なキーワードを挙げておきます。

● ヘルバルト:教育(訓育)的教授、4段階教授法、学習者の側からみた段階説
● コンドルセ:フランス革命期、近代公教育のパイオニア
● パーカーストドルトン・プラン(「自由」と「協同」を原理とする個別学習の方法)
● ウォッシュバーンウィネトカ・プラン(「一般共通科目」と「創造的集団活動」の組み合わせによる総合的な教育)」
(※ 上記2つは、主として、プラン名とその内容についての出題でした。)

● 石田梅岩:石問心学、『都鄙(とひ(とい))問答』
● 羽仁もと子:自由学園
● 鈴木三重吉:『赤い鳥』


3 その他諸々について

(1) 教育の実践等

「教育の実践」関係の抽象論としては、カリキュラム(教科・経験、「隠れた」など)と教育評価(絶対評価・相対評価など)は、出題サイクルに関わらず、基本的事項として、確実に押さえておきましょう。

(2) 用語

● IoT(あらゆるモノがインターネットにつながる仕組み)
● ICT(情報通信技術)
● ESD(持続可能な開発のための教育)
● キー・コンピテンシー(主要能力)
● 超スマート社会Society 5.0:①狩猟社会、②農耕社会、③工業社会、④情報社会に続く人類史上5番目の新しい社会)

などの意味を問うような用語問題については、やはり全社協のテキストが出題の一つの基準となっていると思われますので、今からでも、全社協のテキストの巻末の「項目索引」に掲載されている語句で、「まったく知らない語句」がなくなるようにチェックしておけるといいでしょう。

(3) その他法令・資料問題

準備不能な資料等からの問題については、準備が求められているわけではないと考えられるので、何とか準備しようと手を広げる必要はありません。
準備不能な資料等からの問題を見たら、ひるむのではなく、「国語の問題が出た」と捉えて、冷静に丁寧に記述を読みつつも考えすぎずに、常識的判断で素直に解答すれば、正解に至るものです。

その一方で、客観的に重要と考えられる資料等については、できるだけしっかり押さえて、出題された場合は、確実な得点源とすることが大切です。

平成30年6月に閣議決定された「第3期教育振興基本計画」は、そろそろ出題されてもいいと思われます。

● 「第3期教育振興基本計画」(文部科学省HP)

IoTICT超スマート社会Society 5.0)などの用語に注意しながら、できるだけ読んでおけるといいのですが、全文の量は「半端ない」ので、上記の文部科学省HPの「概要」か、「リベンジセット教育原理」のダイジェスト版の抜粋部分(p54~61)だけでも見ておけるといいでしょう。

その他では、
● 「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について」
● 「いじめの防止等のための基本的な方針」(最終改定:平成29年3月14日)
あたりが出て来てもいいと思います。

(参考)
● 「「いじめの防止等のための基本的な方針」の改定及び「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」の策定について」(文部科学省HP)

比較的新しい法律では、
● 「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」
にざっと目を通しておけると安心だと思います。

これですべてではありませんが、最後の追い込み学習のメリハリづけの参考にしていただけると幸いです。


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