最後の記事がこれっていうのもなんなんですが・・・。
河合塾に通っていた息子、過去問の記述問題の添削が出来ないと悩みました・・・と前の記事に書きました。
息子が最終的に進学した私大の過去問では、国語や英語の記述問題の配点がかなり大きく、とくに国語の記述の難易度が高く、それによって合格が左右されました。
※大学側は未公開ですが、去年も受けているため、だいたいの配点は知っていました。
国語は得意だったため現役時の息子は、若干なめてかかっていたところがありました。
正しく記述問題を添削してもらう機会のないまま、解いた後に模範解答を見ながら「ま、だいだい合ってるし、いけるでしょ・・・」的な感じで過去問をやっておりましたが、蓋をあけてみたら記述については、ほとんど点数が取れずに惨敗でした。
同じ事を繰り返すわけにはいかないと思い、浪人時は12月ぐらいに下記の対策を取りました。
①ココナラというサイトで、お試しで英語・国語を添削してもらって、納得する先生を見つけて、直前の添削を頼む。
②河合塾のWEB学習相談を利用して短い添削を頼む。
①ココナラについて、余裕のある時に数名の先生の添削を試してみて、きちんと添削してくださる先生を見つけられたので、共通テストが終了したと同時にいっきに数年分の過去問の添削を依頼しました。
添削が返却されるまで、先生にもよりますが4日~1週間くらいあるので、2~3年分の記述をやっては依頼をする→返却される間に次の2~3年分の記述部分をやって、すぐに送信できるようにデジタル化して準備しておく・・・を繰り返しました。
共通テストが終了して、私大や国立二次の入試までそれほど時間がないので、添削の依頼の時間管理は重要ポイントでした。
この時期は認知症の実母が入院をしたため、大変な事も多かったのですが、その反面、在宅の介護に充てる時間が無くなったため、ふくろう母に多少の時間の余裕が生まれました。
添削のための過去問や答案の写真を撮って相手の先生にアップロードする作業などは、ふくろう母がやりました。
国語や英語の場合、相手の先生が過去問を持っていない事が前提なので、数学などと違って問題が数ページにわたる事が多かったので大変でした。
また、受験する大学によっては解答用紙がない場合があったので、空いた時間にエクセルで解答用紙を作成しました。
特に記述問題は字数制限があったりしてマス目が必要なので、息子が試験をする際にもマス目のある解答用紙の方が本番に近く、数える必要がないので役に立ちました。
また、添削してくださる先生が、いかにわかりやすく短い間に添削しやすいかどうかも考え、文字の明瞭さや、明るさ、ファイル名なども工夫して作業しました。
②WEB学習相談について
たまった質問をするためや、短い添削をお願いするために河合塾のWEB学習相談も利用しました。
ただし、先生を指定する事ができないため、先生の当たり外れが大きい上に、イマイチだった先生が何度もあたってしまったりすると、準備のわりには時間の無駄になってしまう事が多々ありました。
質問するまでの準備がココナラの利用と重なると更に手間がかかるため、時間との戦いである直前期には個人的には、あまりお勧めはしないです。
※予約する時点で、ある程度資料のアップが必須だったりするので。
ただし、直前期ではなく普段の質問に対して利用するのなら、多いにアリだと感じました。
お話好きな先生で、後ろの予約がないと延長して質問に答えてくださる先生などもいたらしく、楽しく話す事ができたようでした。
ただ、やはりオンラインでの質問には慣れていなかった息子は、話しているうちに「あ、・・・この教科書のここなのですが・・・」的な、その時に思いついた質問が対面と違い、やりにくい事や(その教科書を画面に映すのに手間どったり)初めて話す先生と時間制限のある中でのコミュニケーションは、得意でない子にとっては、かなりハードルが高いと感じました。
なんだか、まごついているうちに30分の質問枠が終わってしまった・・・という事もあり得るだろうなぁと感じました。
結果的には、うちの息子の場合はココナラで親身で的確で、志望校の過去問についての知識のある先生を見つける事が出来たのがラッキーでした。
その先生には私大の記述・国立の記述もすべて細かく添削して頂きました。息子の受験した国立の国語も、私大と同じで難易度が高いのですが、最後まで解ききる事が出来たのも、その先生のおかげです。それぐらい、本当に丁寧で親身に対応してくださる先生でした。
※それでも国立の合格には至らなかったのが、残念でしたが・・・。
私大の記述に関しては、浪人時はすべての学部でほぼ満点に近い点数を取れたようで、ココナラの先生と出会わなかったら合格がなかったのでは・・・と思うくらいでした。
それぐらい、限られた短い文字制限の中で、いかに書くか・・・を丁寧に指導してもらえたらしいです。
そんなこんなで、早目に添削をしてもらえる方法を見つけておいた方がいいな・・・という感想でした。
そして、とうとう最後になりましたが、1年と少しの間、浪人日記を読んでいただいて
ありがとうございました!
息子は大学生活を楽しんでおります。
そして、実母の病状は今のところ問題なく安定しております。
実父も、色々と心配な事はありますが、今までどおり見守っていこうと思います。
夫はコロナまっただ中の時期より仕事が増えて、少し安心しております。
私の方は、そろそろ新しい事にむかってチャレンジしていこうかなぁ~なんて思ったりしています。
出来る事ならフォローしてくださったブロ友さんと、いつかどこかで「あの時は、ほんとうに大変だったよね~」と想い出話をしながら、お茶でもしたいと本気で思ってしまいます。
それぐらい、たくさんの気持ちを共有できた事が嬉しくて、優しい方に囲まれて楽しかったです。
後半はジェットコースターのような内容のブログになりましたが、本当に多くの方に支えてもらった一年間でした。
たくさんの困難にぶつかりながらのこの期間、ブログの向こう側にいらっしゃる皆様に、どれだけ勇気づけられた事かわかりません。
本当に、たくさんの力を貰いました。
心から感謝いたします。そして
ありがとうございました!!!
私のこんなブログでしたが、読んでくださった方や、これから受験される皆様にとって少しでも役に立つブログになっていたら、とても嬉しいです。
ふくろう母より