おはようございます
ママ獣医師の鈴木綾香です
以前ご紹介した前庭疾患のシュナちゃん、春セミナーでもお話してましたが、昨日1ヶ月ぶりに診察をしました。
そしたら、、、
前はこんな風に目をカッと見開いてるのに飼い主さんを見てもほとんど反応しなかったそうなんですが、、、
昨日、施術する前でこんなんなってました見て!このキラキラお目々
今回は、何度も顔を上げて私や飼い主さんの顔をしっかり見ていました
そして前回は、こっちの向きに置かないと、グルングルン体勢を変えようとしてたんですが、、、
(前庭疾患で左に頭を傾けてたから)
前は凝りがすごかったですからねぇ
ただ、後ろ足の筋肉が落ちてきていて、立ちたいという意欲はあるけど、踏ん張れなくなっているので、今後は後ろ足の筋肉強化を!ということで、こういうものを体に挟んで、2-3分の起立訓練を
そのために脇やお股の突っ張りを取るようなマッサージをやったあとに、こんな感じで本来の姿勢に戻してあげるように癖付けをやっていきます。
首がまだ少し傾くので、この状態でゆっくりマッサージしたりストレッチもやっていきます
足先もナックリングといって曲がりやすいので、何度ももとに戻しながら。
早く歩かせたい!という気持ちはあるかもしれませんが、筋肉がぺらぺらの状態で無理に歩かせても骨折してしまったり、また別の疾患を引き起こしてしまいます。
まずは自分の力で踏ん張れるようになること。
これがリハビリの第一歩です
と病院の先生には言われたそうですが、死にはしなくても、この子の精気というものは前の目からは全く感じられませんよね
実際、前の状態のときは、夜鳴きもすごく誰かがいないとずっと鳴いていたそうなんですが、それってきっと『体がきついよー。不安だよー。誰か助けてよー。』の声だったんじゃないのかな?と思います。
今は昼も寝れるし、夜もぐっすり寝れているそうです
それが目の輝きにも出ていますね
ゆっくり様子を見ていたら、どんどん筋肉も落ちて立てなくなってしまいます(まぁ、先生は立つなんて思ってないから言うんだろうけど)
私は毎日少しずつでも起立訓練をして、この子に本来の輝きを取り戻していってほしいと思います
そういう意味での『ゆっくりゆっくり』リハビリして、またしっかり立てるように、歩けるようにしていきたいと思います
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