「歯科とてんかんと抜歯」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

今週の月曜から1泊入院してきた。
右下の親知らずを抜くためにである。

横から水平方向に生えかかっている。
そして、奥歯を押して、奥歯がまっすぐ生えていない。

また、この隙間に汚れがたまりやすいとのこと。
虫歯になる前に抜いてしまった方がいいとのこと。

そして、水平埋伏歯(すいへいまいふくし)の抜歯を決意。
ただ、ここで問題となるのが私の病気である。

てんかん発作や麻痺の可能性があるので、担当医が神経内科の主治医に相談。
おそらく大丈夫だろうということになった。

術名は「下顎埋伏智歯抜歯術」。
加えて、歯科治療恐怖症。

そこで、手術中は静脈内鎮静法で管理されることになった。
鎮静薬を点滴から入れて、リラックスしてから治療を開始する。

さて、リラックスしてぼーっとしている間はよかった。
薬が切れ始めた時に、強烈な痛みが襲ってきた。

担当医は「もうすぐ終わります」を繰り返すが、耐えきれない。
激痛に耐えかねて、暴れ出しそうになる。

その時に初めて気付く。
私はユニット(治療いす)に縛られていたということを。

縛られていたおかげで、事故なく治療を終えることができた。
暴れん坊学者にならなくてよかった。




→ 「歯科と入院と痛み」