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☆薔薇王の葬列 ネタバレ感想
『薔薇王の葬列 original novel 五つの幕間』感想
今日は『薔薇王の葬列』76話の感想です（ネタバレするので、これから読みたい方にはおススメしません）
読んでない人にはさっぱり意味不明な記事なのでスルーください（サーセンm(__)m）
【最新話７６話】
ジェイムズ・ティレルが仲間に名前を返上するという紙切れを残して去って行く
ティレルの頭の中に、お前のせいだと責められいてる様子やリチャードの手を引く姿、リチャードが血まみれの剣を持っている残像などが出てくるも、これは僕の記憶じゃないと思う。
一方、リチャードはケイツビーと決戦はボズワース平原だと話し、兵士たちには今日は最後の晩餐を楽しめと伝えてくれと言う。
そしてケイツビーに何か欲しいものがあったら言ってくれというが、ケイツビーはリチャードを気遣う言葉しか言わない。
「本当の望みを言ってくれ」と言っても言わないケイツビー。
（ケイツビーで一番多いセリフは…の三点リーダーではないかと思っている私←どうでもいいわ！）
一人、ベッドの中で過去のことを思い出し、残ったものは王冠だけだとつぶやく
頭の中に、父の「私の名を残せ」という姿と、「お前の父親はリチャード・プランタジネットではない」という言葉が出てきて苦しむリチャード
この戦いに何の意味があるんだと思っているときに、年をとった白いのがドアを鼻先で突いて出たいという仕草をする
リチャードはドアを開けて白いのについていく
白いのに、堂々と行くと戦の前に王が逃げたと思われると声をかけるが、ふとそれがヘンリーのようだと思う。
町から離れる白いの追っているうちに息が切れて倒れるリチャード
枯れ葉の上は誰もいない天蓋の下よりもあたたかいと思う
目を開けるとジェイムズ・ティレルがいる
王冠を手に入れれば楽園が手に入ると信じていたのに、その楽園には自分しかいないと思うリチャード
ティレルが逃げたいなら連れて行ってあげる、君にはもう何もないから、と言う。
ヘンリーがいつも逃げていたことを思い出すリチャード
でも最後に彼が逃げずに戦場にいたことを思い出す
ヘンリー、お前も王冠の中で孤独に苛まれていたのか…？
あの日以来、こんなにもお前に会いたいと思ったことはない
話したいことが今なら山ほどと、リチャードは心の中で独白する
ティレルになぜ逃げられたはずなのに、あの日戦場にいたのか？ と問うリチャード
君がバッキンガム公と過ごした雨の夜に空虚の正体を知ったと言うティレル
ただ滅びゆくためじゃなく光が欲しいと言う。
光は美しい楽園なだけじゃなく荊棘なのだ、望むことが生きている意味だからというティレル
白いのが帰り道ではない方向に去って行く
その姿を見て、たとえ世界に拒絶されても自分の望む場所に帰るんだと思う。
生きる意味を考えて、王のいるべき場所だと戦場に戻るリチャード
ティレルがリチャードに「僕と友達になってほしいんだ」と言う。
リチャードは「ああ…友達になろう……」と返す
「ありがとうリチャード」とティレルが言う。
ティレルと別れ、軍隊に戻り、進軍するリチャード。
最後にティレルが森の中で、…君は僕の友達…これで心置きなく君を殺せるよリチャード、と言って７６話終わり。
かなりはしょっているので是非、課金して読んでくださいm(__)m
思慮の浅い私にはティレルの心が読めません～（泣）
バッキンガムとリチャードの情事を見入って涙を流すティレルさん（14巻の61話）、なかなかに変態って思ってたけど（その程度の感想しか出てこない私）、ますます分からない～！
リチャードは王になって初めて王の孤独と、いつも逃げてばかりのヘンリーの気持ちが分かったのかな？
完結まであと3話らしい薔薇王の葬列
終わりが気になるけど、終わるのが寂しい（どっちなんだよ、私！！）
でも、こんなふうにきっちり話を終わらせてくれる菅野先生、大好きだぁ～！！
だって、終わらないまま先生が次の作品を書いたり、途中で長期の休刊になって、続きが気になってる漫画とかけっこうある……
12月16日発売の16巻！！ 予約
予約
まだ読んでない方に激押しの1～15巻
アニメは来年1月から！！
斎賀みつきさんがリチャードの声！！
イメージにぴったりで超嬉しい
ちなみに第一回キャラクター人気発表
1位バッキンガム
2位リチャード
3位ケイツビー
4位エドワード王子
5位ヘンリー
【過去記事】
73話74話感想
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