新型コロナウイルスの「第10波」は峠越えた | 笑う門には福来るのブログ

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【前週の85%に】

 先週の金曜日に、厚労省から全国の新型コロナウイルスの感染者状況が発表された。2/5~2/11の週に、全国の定点医療機関に報告された感染者数は総数67,614人で、1定点あたり13.75人だった。

 

 これは、前週の16.15人より15%減で12週振りに減少。41都道府県でも久し振りに減少した。どうやら、第10波もやっと峠を越えたように思える。

 

【昨年正月の第8波よりピークが1ヶ月遅れ】

 最近テレビなどマスコミでは、新型コロナウイルスの流行状況についてほとんど報じられなくなってきた。第10波もほとんど取り上げられずに峠を越えた模様だ。

 

 上昇を始めたのが昨年12月に入ってから。11/27~12/3週で3.52人と前週2.75人から0.77人増え始める。次週が4.15人→4.57人→5.79人→年を越えて6.96人→8.96人→12.23人→14.93人→1/29~2/4週16.15人だったが、2/5~2/11週になり13.75人と下降しはじめた。

 

 これまでの流行経緯を見ていると、概ね上昇し始めて1ヶ月でピークを迎え、1ヶ月で低く落ち着く動きだったが、第10波ではピークまでに2ヶ月を要したことになる。

 

 お馴染みの某専門医は、テレビのニュースでピークは3月半ばになりそうだと発言していたが、私の当エッセイでの予想通りになりそうだ。ちなみに1年前の第8波は1/6がピークで246,751人。2年前の第6波は2/1の104,520人だった。

 

 私の住む千葉県は、1/29~2/4週で21.74人とピークを迎え、次の週は16.51人と減少した。第9波の時のピークは8/28~9/3週で28.68人と警報直前までいったが、今回はピークで7人ほど低く終わりそうだ。

 

 今夏の第11波の時からは、ワクチン接種はいよいよ無料とはいかなくなり、ほとんどの人はワクチン接種はしなくなるに違いないが、感染者数は一体どうなるのだろう。

 

 ちなみにインフルエンザの新規感染者数数は、2/5~2/11週で23.93人で、前週の1.06倍と5週連続での増加となった。まだまだどちらも要警戒だ。