【2018年8月から耐震・大規模改修】
1968年に設立された千葉県高校野球の聖地・通称天台球場。千葉県野球場といわれ、正式名称は「千葉県総合スポーツセンター野球場」という。2018年8月から1年7ヶ月にわたり大規模修繕が行われてきたが、いよいよ完了してその姿を見せた。
快晴・春暖で4月を思わせる昨日3月3日、千葉県野球場を久しぶりに散歩した。
正面は、以前のスタンドの面影が残るものの、すっかり化粧直しと耐震補強がなされ、一瞬新築したように見える。正面入口横には2階までのエレベーターが設置された。
上はモノレール駅からの景色。スタンド内野の7351席の青い個別シートが美しい。雨避けの屋根が甲子園のようにどれだけ大きくなるかと期待していたのだが、ほぼ従前のものと同じ位に見える。やはり雨の中での観戦は、従前通り傘を差したり合羽を着たりになるのは残念。
両翼は92メートルから98メートルに広がった。中堅は120メートルから122メートルに。レフトポール下には98Mの表示が見えた。外野は少し広くなったな、という印象を受けた。内野にも芝が欲しかったが従前通り土のようだ。
やはりナイター設備は見られず残念。Wikipediaに「2021年に設置予定」と書かれているのを見たが、近隣住民の反対やモノレールとの問題はクリアできたのだろうか。スコアボードは、従前は字が薄く見づらかったが、磁気反転からLED化されとても見易くなった。
ラインを引けば今でも直ぐに試合ができる状態だが、改修球場のこけら落としは行うのかな。千葉県高野連のHPの「行事予定」では、4/25から開催予定の春季千葉県高校野球大会は「場所:ゼットエー他」となっているが、当然この「千葉県野球場」も使用球場になるのだろうか。