どうなる?高校野球春季大会 | 笑う門には福来るのブログ

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【感染拡大が進む新型コロナウイルス】

 大相撲や競馬・プロ野球オープン戦などでの無観客試合など、大規模イベントの中止や延期・無観客試合が続いている。

 

 「2週間が一応の目安」とされ、3/15(日)頃が、今後の取り組みについての大きな目安時期になると思われる。その時点で、感染が一応の落ち着きを見せているか、更に感染拡大中なのかで判断されるだろう。

 

 今週PCR検査が健康保険適用になり、検査数が飛躍的に増えれば、感染者数も3/10頃までは飛躍的な増加となることだろう。

 

【選抜大会は?】

 「92回選抜高等学校野球大会」は、1/24に抽選がなされ、32校の出場校が決定している。3/19から3月末まで13日間甲子園球場で開催される予定だが、さてどうなるのか。

 

 2/19の日本高野連理事会では、「現時点で予定通り開催する方向で準備を進める」方針を示した。「今後はその時の状況や他競技の運営等を参考にしながら慎重に判断し、その時点での最善策をとっていきたいと思っています」と小倉事務局長。

 

 2/26に井本事務局次長は、「政府の要請を真摯に受け止め、情報収集をしながら、3/4の選抜の運営委員会で最善策を考えていきたい」と述べているので、明後日の3/4にはそれなりの方針が発表されそうだ。

 

 ただ、参加校では政府の要請で学校休校に入ったところも多いだろうし、クラブ活動も練習試合も休止だろうから、大会が開かれても心技体の臨戦準備は大変なものがあるだろう。

 

【都道府県の春季大会は?】

 3/8(日)から全国的に対外試合が解禁される。しかし多くの高校では、今週から学校が休校となり、その間クラブ活動も休止となる。一方で東京・九州・四国などでは選抜大会と同時期に春季大会がスタートする。

 

 東京都は、3/14~3/22に予定されていた一次予選を中止すると発表した。そして3/13正午に4/1からの予定の本大会の開催有無を発表するとしている。予定通り開催するなら、予選がないので秋季東京都大会の参加校で開催することが予想される。

 

 2011年に東日本大震災があり、計画停電や電車の大幅運行削減などもありやむなく中止した。夏の大会は、シード校はなくフリー抽選となった。今回中止されれば、同様の扱いになるだろうし、強豪校が序盤から対戦するようになる。

 

 東京以外の関東各県は、概ね4月上旬に地区予選、県大会は中旬以降が予定されるので、情勢を見極めながら3月下旬頃に判断するのではないかと思われる。

 

 千葉県は、4/8~4/14に春季大会予選を実施し既に抽選済、4/25~5/5に県大会を行う予定。甲子園出場経験がある某私立高校は、3/2~3/15を休校とし、部活動の合宿・遠征・対外交流練習試合は3/31まで禁止とされた。

 

 この高校では、試合の実戦感覚がほとんどないまま4月入り1週間でいきなり予選の公式戦を迎えることになる。政府の要請通り3月初めから4/5頃まで休校する高校は、ほとんど自主練習のみで公式戦に臨むことになろう。これまで経験したことのない試合準備となり、各校の創意工夫が試されることになる。