映画:善き人のためのソナタ/ウルリッヒ・ミューエ | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

今日の1作は、07年アカデミー賞・外国語映画賞受賞作。

予告👇

 

一言「これは、渋い胸熱!」

 

1984年東ドイツ。国民は国家保安省の管理下に置かれていて。

要注意人物は監視・盗聴されるのが当たり前、ええ!。

 

話の3/4弱は、劇作家&恋人を、主人公が盗聴して追い込んでいきつつ。

段々対象者寄りに変わっていく様=社会主義から目覚めていくのが。

そうだよねえ、人間だもの。まあ普通ありそうな話。

 

ところが残り1/4。ベルリンの壁崩壊後。

情報も公開され、劇作家が自分の盗聴記録を知るシーン。

誰が自分を守ってくれたのか、ある「しるし」で気づくあたり。

おお、そこでそれ!って涙ホロリ&ラストも憎い演出。

 

盗聴にまつわるシーンが若干長いけど、良作でした。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「今のあなたは、あなたじゃない」

 

(評価高いのも、うなづける)

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。