泣いたらダメさ<最高の人生のつくり方 / マイケル・ダグラス> | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

<自己中心的で頑固な不動産エージェントのオーレンは、妻を亡くして以来ひとりきりで暮らしてきた。そんな彼のもとに突然、疎遠になっていた息子が現われ、それまで存在さえ知らされていなかった9歳の孫娘を預かってほしいと頼む。オーレンは途方に暮れながらも、親切な隣人女性リアの助けを借りて孫娘と一緒に暮らしはじめる。そしてリアや孫娘の存在が、オーレンの頑な心を少しずつ解きほぐしていく。>(映画.com)

まずはマイケル・ダグラス&ダイアン・キートンというだけで、観ました。

なんで見逃してたのか不思議なくらい。

 

マイケルは老いてもなお、ちょっと「お盛ん」だったり、ダイアンは「キー!」と

怒ったりする。この二人でストーリーはほぼ決まっちゃいそうですが。

そこは名匠:ロブ・ライナー監督(「スタンド・バイ・ミー」)。老いて大切なものを

失っている二人が、孫娘を介して徐々に互いをいたわりあっていく姿が

凄く素敵。

オーレンはリアのことを、こう言います。「歴史の重みが有り余ってる」。

何とも粋な言葉です。

作品の中で、ダイアンは酒場の歌手。とても優しい歌声でした。

最後はほろっと、涙が出ました。こういうあったかい作品、大好きです。

こんな晩年が、送れるといいなあ。

 

ただ邦題が。M・フリーマン&J・ニコルソンの「最高の人生の見つけ方」が

ヒットして以降、よく似た邦題が続出。この作品の原題は「And So It Goes」。

ビリー・ジョエルの唄にもあります。訳せば「そして今は」。

 

2014年94分の作品でした。

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。

 

↑この作品も、すっごく好き♪