デレビの「じゅん散歩」を見ていて、
新宿西口駅前の、
小田急本館がなくなることを知った。
10月2日に営業終了とのことだ。
子供の頃から、新宿の駅前に、
当たり前のようにあった建物なので、
消えてしまうのは、
とてもショックに感じる。
とはいえ、新宿は行っても、
西口方面へ行く機会は、
中古レコード屋へ行く時か、
カメラ量販店へ行く時くらいだった。
そんな中古レコード店といっても、
トガワはだいぶ前に廃業したし、
カメラ量販店も主要な町に、
お店が点在しているので、
新宿西口へ行く必要がない…。
ゆえ、今やほとんど行かなくなり、
小田急本館の閉店も、
春頃に公表されたみたいだが、
今の今まで知らなかった。
小田急はハルクに移転して、
建物は取り壊して、
48階建てのビルが建つそうだ。
ゆえ、風景が一変してしまう。
駅前の一等地なのに、
低層階のビルが占拠していたら、
効率が悪いに違いないが、
昔から変わらない昭和の景色が、
喪失してしまうのは悲しい…。
そして現れるのは、
特に特徴のない、
キラキラとガラス張りの、
安っぽい高層ビルなのである。
繰り返すが、ショックに思う。