コンビニもそれぞれ | 復刻版

復刻版

栄光より挫折、成功より失敗、勝利より敗北…。

お正月の三が日は、
あっという間に過ぎ去ろうとしている。
私が中学生の頃のことだが、
友達と初詣に行ったら、
店はほとんど閉まっていた。

唯一開いていたファーストフード店で、
息をついた記憶がある。
コンビニはまだ少なかったし、
デパートはもとより、
スーパーも閉まっていた。

比して現代をみると、
空いている店は多いし、
一部のスーパーやコンビニは、
一年中休み無しである。
正月とはいえ不便を感じず、
のんびり気分が希薄になったと感じる。

さて、昨年末に大手コンビニチェーンで、
コンビニのオーナーが、
本部の方針に逆らって、
契約を解除される出来事があった。

24時間無休営業は、
労働力確保が大変だし、
採算がとれない面があると思う。
オーナーの気持ちは分かるし、
大手と孤軍奮闘戦う姿は、
革命児っぽくて、一見かっこいい!

応援したくもなるが、
根本的に間違っている気がする。
組織に従っている以上、
方針に従うのが筋だ。

皆が思うがまま自己主張して、
勝手に動き出したら、
組織が崩壊してしまう。
ゆえ、方針に従えないのなら、
一旦、のれんを下げるべきだと思う。

とはいえ、コンビニが全国、
同じ基準なのもおかしい。
都会のような場所と過疎の場所では、
人の行動が異なる。
24時間無休の必要がない!
セブンイレブンは元々、
7~11時という意味だったと思う。

これから益々、地域によって、
人口密度が異なってくるので、
場所に合わせた対応をしないと、
オーナーのなり手が無くなってしまう。

その結果、コンビニが無くなったら、
ユーザー側としては、
それこそ問題だ!!

それぞれの対応が必要な時期だと感じる。