こんにちは。学習塾Fukko代表の新井です。

 

ようやく、夏期講習期間が終わりました。

今年は、夏休み期間いっぱいを夏期講習期間と設定し、

約1ケ月間、朝から授業を行いました。

 

結果としては、受験生全員が、夏休み期間にもかかわらず、

生活リズムを狂わせることなく、有意義に過ごせたと思います。

 

夏休み明け、地元中学校では実力テストがあるようなので、

しっかりといい結果を出してほしいです!

 

受験までの後半戦に向け、体調を整えて頑張っていきます!

 

暑さもようやく落ちつき、

涼しくて過ごしやすい日が多くなりましたね。

 

職業病か、涼しくなってくると「いよいよ受験だ!」と俄然やる気が出てきます(笑)

 

受験というと、ここ大阪では毎年のように高校入試制度が目まぐるしく変化した時期がありました。

試験問題の内容の変化はもちろんのこと、内申点の取り扱いについても大きく変化しました。

変更点は主に2点あり、1つ目は内申点の配点について、2つ目は内申点の対象となる期間についてです。

 

1つ目の内申点の配点について、以前は国・数・英・理・社の5教科は成績×3を、技家・音・体・美の4教科は成績×5をした

成績の合計を内申点として、入試の点数に加点していました。

それが今では、全9教科の成績×10となり、相対的に5教科の比重が上がりました。

 

2つ目の内申点の対象となる期間についてですが、これが衝撃的に大きな変化でした。

それまでは、受験生の3年生の成績だけが内申点の対象となっていたのですが、

1年生の成績から内申点の対象とされました。これは大きな変化です。

つまり、1年生のつまづきが、そのまま高校受験に反映されてしまうということです。

 

これは何のために変更されたのでしょうか。

たしかに、1年生から真面目に取り組んでいる子どもを優遇してあげたいという気持ちはわかります。

しかし、それ以上に、1年生につまづいたものの、その後行きたい高校が出てきてがんばった生徒の

やる気をそぐような変更が望ましいのでしょうか。

 

そもそも、内申点が入試に加味されるようになったのはいつからなのでしょうか。

そして、さらに、内申点を入試に加味する必要はあるのでしょうか。

 

今、朝塾の生徒や、ようやくやる気を出した子どもたちを見ていると、

甘い考えと言う方もいてるとは思いますが、どうしても内申点の必要性に疑問を感じざるを得ません。

 

どうにかならないものかな。

 

朝から勉強できる学習塾

学習塾Fukko

基本情報

[学校名]大阪ビジネスフロンティア高校(旧天王寺商業、東商業、市岡商業)

[住所]大阪府大阪市天王寺区烏ケ辻2丁目9−26(勝山通の環状線の高架を越えて少し行けば右手にあります。)

[最寄駅]環状線桃谷駅

[学科]商業科

[定員]280名

[内申点のタイプ]Ⅲタイプ(内申点450点(1年×2+2年×2+3年×6)、学力テスト450点(5教科×90点))

[学力検査のタイプ]国語:B 数学:B 英語:C

 

[雰囲気]白を基調とした校舎がとてもきれいでした。廊下も広く、開放的で明るい印象でした。

 

廊下最上階からの景色中庭中庭

パソコン室理科室廊下の洗面台スクールカウンセルルーム

クラブ活動垂れ幕

 

[進路について]これまで商業科は、「高校を卒業して就職をする人が行く学校」というイメージでしたが、

卒業生の進路を見ると、進学が7割、就職が3割と、多くの卒業生が進学をしています。

ただし、進学先は、大学から専門学校まで含めた数字なので、純粋に大学進学のみを見ると、

5割程度の進学率です。また、進学先の大学も、国公立8名(大阪市立大学6名、滋賀大学1名、福知山公立大学1名)、

関関同立29名(関西大学24名、関西学院1名、立命館1名、同志社3名)といった具合です。

就職実績に関しては、希望者のほぼ100%が就職していることから、商業高校の強さを感じました。

 

[授業内容について]商業科らしい「簿記」はもちろんのこと、パソコンの使い方や人前での話し方など、

社会に出たときに役立つ実用的なものが豊富だと思いました。

「高校時代にこういう勉強をしていたら、僕は違う進路をとっていたかも知れないな」と思いました。

はやく就職したいという人や、商業に行きたい、将来は大学の商学部や経営学部に行きたい、または、会社の経営に

興味があるという人は入学して後悔しないと思いました。

学習塾Fukkoの塾長です。

 

タイトルにもありますが、

"Read to Learn"(「学ぶために読む)

そして

"Learn to Read"(「読むことを学ぶ」)

後者は完全に僕に欠けていた視点です。

 

これまで塾生の読解力を育成しようと、様々な取り組みを

行ってきました。要約指導や、作文指導、論理学を利用した読解方法など、

自分でも「よく頑張っているな」と思うくらいでした(笑)

その甲斐もあってか、塾生たちの読解力や作文能力は飛躍的に伸びていきました。

 

しかし、このような指導でも、まったくと言っていいほど

功を奏さない塾生も若干名いました。

毎年、そのような塾生に出会うたびに、

僕の自信はズタボロにされていました(笑)

「なぜあの塾生は国語が伸びないのだろう。

というより、なぜ文章を理解することができないのだろう」と、

寝れないくらい悩んでいました。

 

そんなときに出会ったのが、"Read to Learn"と"Learn to Read"の違いです。

僕の塾生たちへの指導は、"Read to Learn"(学ぶために読む)の方に、

かなり偏っていたのではないのかと思います。

つまり、いかに正確に読むか、わかりやすく表現するか、

高校や大学に進学したときに困らないように、

その能力をトレーニングすることに注力していたということです。

 

しかし、このトレーニングは、ある程度の基礎力があることが大前提だと気づきました。

その基礎力とは、まず「文章を読めること」です。完全に、この点を見逃していました。

 

そもそも、国語が苦手な子は、「文章を読むことができない」ことが多い。

そして、文章を読めないうちは、どれだけ丁寧に文章の内容を説明しても意味がない。

 

そのため、このような生徒は、まずしっかりと文章の読み方、

文章を読んで、イメージする力を養わなければならないということに気づきました。

これがすなわち、"Learn to Read"です。気づくのが遅かった……。

 

ただし、では「読むことを学ぶ」といっても、どうやって学べばいいのかが難しいのですが(笑)

また悩みの日々です。

でもこのようにして、塾生たちの学力向上に貢献できるようになると思うと

やりがいがありますね!

楽しみながら頑張っていきたいと思います!

 

大阪市生野区にある、朝から勉強できる学習塾

学習塾Fukko

https://www.fukko-juku.com

 

6月1日より、通常授業を再開しました。

4月中旬から5月末日まで、ずっとオンライン授業をやっていたので、

久しぶりに塾生たちと直に再会することに喜びを感じると同時に、

やっぱり「本当に大丈夫かな?」という一抹の不安も感じながらの出発でした。

 

不安というと、みんなが集まる(もちろん換気はしっかりしています)こと以上に、

「あれ?今までどうやって授業やってたっけ?」と、

今まで普段の授業をどうやっていたか忘れちゃってました(笑)

なので、勘を取り戻すまで、少しアワアワしながらやらなきゃいけないなぁと少し不安です(笑)

 

それでも、これまで一度も授業を遅らせることなく、ずっと続けてきた甲斐があってか、

塾生たちから、学校授業をスムーズに進められているという声が聞こえてきて、

「手探りだったけど、あれこれやってみてよかったー」とうれしく思っております。

 

まだまだ学校がどうなるか、受験がどうなるかわかりませんが、とにかくやることはしっかりやる!

勉強を続ける!との意気込みで、この混乱を乗り越えたいと思います!

 

大阪市生野区にある、朝から勉強できる学習塾

学習塾Fukko

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