学習塾Fukkoの塾長です。

 

タイトルにもありますが、

"Read to Learn"(「学ぶために読む)

そして

"Learn to Read"(「読むことを学ぶ」)

後者は完全に僕に欠けていた視点です。

 

これまで塾生の読解力を育成しようと、様々な取り組みを

行ってきました。要約指導や、作文指導、論理学を利用した読解方法など、

自分でも「よく頑張っているな」と思うくらいでした(笑)

その甲斐もあってか、塾生たちの読解力や作文能力は飛躍的に伸びていきました。

 

しかし、このような指導でも、まったくと言っていいほど

功を奏さない塾生も若干名いました。

毎年、そのような塾生に出会うたびに、

僕の自信はズタボロにされていました(笑)

「なぜあの塾生は国語が伸びないのだろう。

というより、なぜ文章を理解することができないのだろう」と、

寝れないくらい悩んでいました。

 

そんなときに出会ったのが、"Read to Learn"と"Learn to Read"の違いです。

僕の塾生たちへの指導は、"Read to Learn"(学ぶために読む)の方に、

かなり偏っていたのではないのかと思います。

つまり、いかに正確に読むか、わかりやすく表現するか、

高校や大学に進学したときに困らないように、

その能力をトレーニングすることに注力していたということです。

 

しかし、このトレーニングは、ある程度の基礎力があることが大前提だと気づきました。

その基礎力とは、まず「文章を読めること」です。完全に、この点を見逃していました。

 

そもそも、国語が苦手な子は、「文章を読むことができない」ことが多い。

そして、文章を読めないうちは、どれだけ丁寧に文章の内容を説明しても意味がない。

 

そのため、このような生徒は、まずしっかりと文章の読み方、

文章を読んで、イメージする力を養わなければならないということに気づきました。

これがすなわち、"Learn to Read"です。気づくのが遅かった……。

 

ただし、では「読むことを学ぶ」といっても、どうやって学べばいいのかが難しいのですが(笑)

また悩みの日々です。

でもこのようにして、塾生たちの学力向上に貢献できるようになると思うと

やりがいがありますね!

楽しみながら頑張っていきたいと思います!

 

大阪市生野区にある、朝から勉強できる学習塾

学習塾Fukko

https://www.fukko-juku.com