暑さもようやく落ちつき、

涼しくて過ごしやすい日が多くなりましたね。

 

職業病か、涼しくなってくると「いよいよ受験だ!」と俄然やる気が出てきます(笑)

 

受験というと、ここ大阪では毎年のように高校入試制度が目まぐるしく変化した時期がありました。

試験問題の内容の変化はもちろんのこと、内申点の取り扱いについても大きく変化しました。

変更点は主に2点あり、1つ目は内申点の配点について、2つ目は内申点の対象となる期間についてです。

 

1つ目の内申点の配点について、以前は国・数・英・理・社の5教科は成績×3を、技家・音・体・美の4教科は成績×5をした

成績の合計を内申点として、入試の点数に加点していました。

それが今では、全9教科の成績×10となり、相対的に5教科の比重が上がりました。

 

2つ目の内申点の対象となる期間についてですが、これが衝撃的に大きな変化でした。

それまでは、受験生の3年生の成績だけが内申点の対象となっていたのですが、

1年生の成績から内申点の対象とされました。これは大きな変化です。

つまり、1年生のつまづきが、そのまま高校受験に反映されてしまうということです。

 

これは何のために変更されたのでしょうか。

たしかに、1年生から真面目に取り組んでいる子どもを優遇してあげたいという気持ちはわかります。

しかし、それ以上に、1年生につまづいたものの、その後行きたい高校が出てきてがんばった生徒の

やる気をそぐような変更が望ましいのでしょうか。

 

そもそも、内申点が入試に加味されるようになったのはいつからなのでしょうか。

そして、さらに、内申点を入試に加味する必要はあるのでしょうか。

 

今、朝塾の生徒や、ようやくやる気を出した子どもたちを見ていると、

甘い考えと言う方もいてるとは思いますが、どうしても内申点の必要性に疑問を感じざるを得ません。

 

どうにかならないものかな。

 

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