「夏目漱石の本はありますか?」。ある埼玉県立高校の学校図書館に、生徒が訪ねてきた。その様子から、図書館や読書に慣れていないと感じた司書が、漱石の本を紹介しながら詳しく話を聞くと、入試の面接対策のために有名作品を借りにきたという。しかし、有名作品を突然、1冊だけ読んでも付け焼き刃の感想にしかならないと考えた司書は、生徒と会話しながら興味を持てそうなジャンルを提案。生徒は紹介された本棚から数冊を借りていった。
このエピソードが昨夏、ネットで公開されると、多くの人たちから「良い仕事」「プロの司書」と賞賛の声が寄せられた。
「漱石ありますか」と学校図書館へ来た生徒に、学校司書が違う本を勧める理由
https://www.bengo4.com/internet/n_7238/(弁護士ドットコム:2018年01年07日 08時33分)
これって実は当社のカウンセリングスタンスにすごく似ています。
(自画自賛・・・?笑)
「フィリピン(セブ)でいい学校ってありますか?」。
この質問はあくまでとっかかりに過ぎません。
学校の紹介をしながら詳しくヒアリングをし、
留学希望者の方にとってのベストプランを提案します。
つまり、入り口がフィリピンだったとしても、
「オーストラリアのプラン」を提案したり、
「まだ留学しない方がいい」というアドバイスだったりすることが多々あります。
ところが、、、
残念ながら安易な一問一答だけで終わってしまうカウンセラーさん、
非常に多いように思います。
悪い意味で、希望者の「ニーズ」に引っ張られてしまっています。
「カウンセリングは、“ニーズを聞く”ことではなく、”ニーズを創る”ことが重要です。」
と、よく新人カウンセラーに教えてきました。
もっとひどいのは、自分では知りもしない学校を他社カウンセラーに説明だけさせて、
「安さや割引」のみで契約まで持ち込もうとするカウンセラーです。
昨年度はこの手法に、だいぶ苦い思いをしましたし、憤りすら覚えました。
具体的に言うと、本当は割引が禁止されている学校で、
バレないように大幅割引しているエージェントがあったり、
当社で1から10までカウンセリングしたにも関わらず、
「○○円割引しますよ。」という言葉だけで申し込みをもらおうとしたりと。
とかく昨年度は、エージェントの倫理観を疑うような事例が頻発しておりました。
全うに正直に運営している会社が損をする仕組みでは、
誰も幸せにならないと思います。
価格.comなどの台頭で、「いかに最安値で買うか」
という消費行動が主流なのもよく理解できます。
ただ、エージェントがきちんとルールを守りさえすれば、
フェアな競争ができるのではないでしょうか。
業界自体のサービスの質も向上すると思いますし、
優良エージェントのみが残って、非常にクリーンになると思います。
「情報量」や「提案力」、「サポート力」で、
フェアに比較してもらおうとは考えないのか不思議です。
厳しい言い方をすれば、
「安くすれば売れる」って考え方は、
お客さんを馬鹿にし過ぎです。
提案する学校のラインナップを見ていても、
「宣伝料(紹介料)の高い学校で“申込さえもらえばいい”」
というスタンスのエージェント多すぎるように感じます。
もちろんすべての会社様の内部事情に精通しているわけではありませんが、
教育的な視点で全うに運営しているエージェント、本当に数えるほどしか知りません。
見積もり合戦の成れの果ては、
お隣、韓国エージェントの衰退を見て分からないのでしょうか。
今一度、カウンセリングのあり方を見直す2018年でありたいものです。
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