犬猫の尿石症の原因として
シュウ酸カルシウム結石が多い。
猫は昔はストルバイト結石が
多かったけど今は
シュウ酸カルシウム結石の方が
多いんじゃないかと思う。
シュウ酸カルシウム結石の
内科療法はなかなか難しくて
外科的に取ることになる。
外科的に取った後も内科的な
予防ケアをしないと
またシュウ酸カルシウム結石が
できちゃうことが多いのさ。
なんだけど
シュウ酸カルシウム結石の
予防ケアがなかなか苦慮する。
2016年に米国獣医内科学会が
尿石症のガイドラインを出していて
それをもとに予防ケアするのさ。
予防ケアとして
シュウ酸カルシウム結石が
作られるのを極力抑えるために
尿比重をなるべく下げて
尿が酸性化するのを避けて
タンパク質の多い食事を避ける
と書いてある。
水分が75%より多い食事
ウェットフードなどにするか
ドライフードを水でふやかして
水分を多くして
尿比重を犬では1.020以下
猫では1.030未満に
なるようにする。
希釈尿と言って水をいっぱい
取ることでおしっこを薄くして
希釈尿を維持することが
1番大事になるのさ。
尿を酸性にするような食事は
避ける必要があって。
よくあるのが
猫の下部泌尿器疾患用食事で
ストルバイト結石の予防して
ある食事
これは尿を酸性にする食事で
尿を酸性にすると
シュウ酸カルシウム結石が
できるので避ける必要があるのさ。
動物性タンパク質が多い食事で
100kcalの食事の中に蛋白質が
10gより多く入っている食事は
シュウ酸カルシウム結石が
できやすいので
タンパク質が多い食事は
避けた方がいい。
うちの猫の食事はタンパク質が
10gよりも多く入っているから
食事の水分を80%ぐらいにして
常に尿比重を1.030より下げてる
だいたい尿比重が1.025ぐらいに
なるようにしてる。
そのぐらいで維持できれば
タンパク質が多くても
シュウ酸カルシウム結石が
できたことはない。
尿石予防用のサプリメントなども
あるからそういうのを使うもの
いいけど
やっぱりどんだけ水を飲ませる
ことができるかによって
予防できるかどうか決まる。
多いのがドライフードを食べていて
ふやかすと食べないから
そのままドライフードを食べながら
水を多く飲ませようと
水に牛乳を混ぜたり
浄水器の水を使ったりするけど
それでも尿比重が下がり切れて
いなくて再発することが多い。
シュウ酸カルシウム結石の予防
するには、水をいかに飲ませるかが
ポイントになるね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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