今日は、今年最後の診療日
明日から年末年始の休みに入る。
今年1年もいろいろあった
毎年それぞれあるが今年は
できることできないことがあった。
新しい治療薬ができて治療を
開始したり
今までなら無理かなと思ってた
治療もできるようになってきた。
できないことが多かった。
勉強会、セミナーは軒並み中止
オンラインでのセミナー、勉強会に
変わった。
50も過ぎると新しいことを
導入したり、ついていくことが
難しくなり
オンラインでのセミナーを受けても
さっぱり頭に入らず
途中でだらけてくるし
眠たくなってくるし
脳に残る情報も少なくなった。
今年は、勉強がなかなか難しい
年になり、正直進歩しなかった。
ぼくが開催するセミナーも
オンラインでのセミナーを試みたが
一方的に話すだけでリアクションもなく
心折れそうになった。
これからは情報の発信はオンラインが
メインになるのにリアルが忘れられず
やる気が出ず、結局2月の1回だけになった。
それでもこの流れは変わらないと
思うので来年はオンラインセミナーの
開催を再チャレンジしていく。
緊急事態宣言のころは
動物たちはぼくら飼主と生活する時間が
増えて変化に混乱したり
コロナ禍離婚など今まで一緒に
いなかった人たちが一緒にいることで
人の方がメンタル的な問題があって
喧嘩したり、子供に怒ったりして
動物たちもその影響を受けて
嘔吐や下痢などの消化器症状
元気がなくなったり
食欲がなくなったり
脱毛したりと
メンタル的な問題が多かった。
最近はメンタル的な病気は落ち着いてきて
通常に戻りつつある。
動物たちは飼主さんといる時間が増えて
うれしいのか落ち着いてる感じもあって
元気になった子もいる。
コロナ禍で新たに保護犬や保護猫を
引き取って一緒に生活し始めた人も
多かった。
その一方でハイシニアの子達が
治療費が難しくなって治療ができず
旅立って逝った子たちもいた。
これだけ経済が滞ればそれは
現実問題として、金銭問題は重く
のしかかり致し方ない状況だと思う。
お金がなくてもできること
温めたりマッサージしたり
さすったりして
少しでも動物たちが安らかに
なれることを飼主さんと探した。
獣医療としてできることが増えて
当たり前のように検査、治療を
飼主さんに提案する。
新しい検査、新しい治療は
医療費はどんどん高くなる。
できることが増えたのはいいが
お金がないと何もできない時代になった。
お金で寿命が変わると言っても
過言じゃない。
お金がなければ今の医療は何もできない。
ただ、動物にはお金があるないは
関係ない。
動物の医療にお金がかけられるか
かけられないかは関係ない。
動物にとってはもっと根本的な
飼主に愛される
飼主が笑ってくれてる
飼主が楽しんでくれてる
飼主が喜んでくれてる
よっぽどこっちの方が大事。
飼主と動物の関わりを改めて
考える年になった。
来年も目の前の動物たちに
向き合っていきたいと思う。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
飼主さんと動物たちの話も読んでみて
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動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい！！動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん
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