犬猫の網膜剥離 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

ボクサーの選手がよくなる網膜剥離

犬猫でもあるのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくが「網膜剥離ですね」というと

「犬猫でもあるんですね」と驚かれる

ことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬猫も人と同じ目の構造をしてるので

網膜剥離もある。

 

 

 

 

 

 

 

原因は

遺伝的だったり

外傷、緑内障、白内障、ぶどう膜炎

目の中の腫瘍、水晶体の脱臼、

止血異常、高血圧、高齢などがある。

 

 

 

 

 

 

 

遺伝的になりやすい犬種は

コリー、シェルティー、ボーダーコリーなどは

コリーアイと言われていて

 

 

 

 

 

 

 

 

遺伝的な目の異常によって網膜剥離に

なったりする。

 

 

 

 

 

 

アメリカン・コッカースパニエルや

ミニチュアシュナウザーなどは

網膜の形成異常がみられることがあって

網膜剥離が起こることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

猫は遺伝的に網膜剥離はまれだけど

アビシニアンは遺伝的になることがある

 

 

 

 

 

 

 

 

猫が多いのは高血圧性網膜症ってやつで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高血圧になることで網膜剥離が起きるのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは、犬の網膜剥離より猫の網膜剥離の方が

よく診る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫で「急に目が赤くなったんです」とか

「片目の色がへんなんです」

「急にぶつかるようになったんです」

「動かなくなったんです」

「目が見開いてるんです」って

 

 

 

 

 

 

 

ビックリして来られることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

網膜剥離が起きて目の中で出血すると

目が赤くなってわかりやすいけど

 

 

 

 

 

 

 

出血せずに網膜剥離を起こすと

目が見開いたみたいに見えるけど

わからないこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

網膜剥離を起こすと目が見えなくなるから

ぶつかったりするけど

 

 

 

 

 

 

 

 

耳と鼻で器用にぶつからないように

するからわからなかったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

高血圧になる原因は

・腎臓病

・甲状腺機能亢進症

・心筋症

の3つのことが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

猫で網膜剥離が起こった時は

この3つのチェックをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのうちどれかの時もあるけど

2つ、3つともなってることもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔飼ってた猫は、この3つともあった。笑。

 

 

 

 

 

 

 

猫の網膜剥離は検査して見つかった病気の

治療をして血圧を下げる。

 

 

 

 

 

 

 

血圧を下げると剥離した網膜がくっつくことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

網膜剥離を起こしたばっかりの時なら

治療が早ければ視力が戻ることがあるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間が経ってしまった網膜剥離は

視力が戻らないことが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の中を診ると網膜が剥がれているのが

みえるんだけど

 

 

 

 

 

 

 

出血すると目の中が血液でみえなくなるから

超音波検査すると網膜が剥離してるのがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

網膜が剥がれているのがわかったら

3つの病気をチェックしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

猫は高齢になると腎臓病や甲状腺機能亢進症、

心筋症は多いから高齢の網膜剥離は多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

網膜剥離がきっかけで

腎臓病や甲状腺機能亢進症、心筋症が

わかることもある。

 

 

 

 

 

 

 

腎臓病や甲状腺機能亢進症、心筋症は

進行してることに気づかないこともあるから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10歳以上になったら定期的な健康診断して

病気の症状が出る前に病気を見つけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早めの治療をしてあげると網膜剥離は

防ぐことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

動物も高齢になったら、いたわってあげて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もありがとう
人間より動物好き獣医

シワ神シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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