犬猫の予防医療の積極的治療 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

今、当院でも秋の健康診断を実施

してるんだけど、

 

 

 

血液検査をして値がちょっと高い

んだけど治療するまでではない

というとき

 

 

今までは「経過観察して次回の

健康診断の時に再チェックして

いきましょう」

 

 

って飼主さんに話をしてることが

多かったんだけど

 

 

最近では、潜在的な病気予備軍には

積極的に治療をしていきましょうと

いうような流れになってきてる。

 

 

 

 

よくあるのが肝臓の値のALPや

コレステロールが中等度ぐらい高い

子が結構いるんだよね。

 

 

そういう子の中に病気の予備軍が

潜在的にいるんじゃないかって

言われてる。

 

 

人では

潜在性甲状腺機能亢進症

潜在性クッシング症候群

って言われてる。

 

 

今までそういった子たちは

経過観察をしてたんだけど

 

 

 

ALPやコレステロールが高い子は

超音波検査や甲状腺の検査、

副腎の検査をして

 

 

軽度の異常が見られるようなら

病気になる前に予防的な治療を

していきましょうと

言われ始めてきた。

 

 

それが食事療法だったり、

薬物治療だったりするんだ。

 

 

確かに今までは「経過観察しましょう」

と話していた子も予防医療として

 

 

食事療法をしていくことは

いいことだと思う。

 

 

 

「ALPやコレステロールが高い子は

そのままにしておくと

 

 

甲状腺機能低下症になったり

副腎皮質機能亢進症になったり

するから

 

 

もう少し詳しい検査をして問題が

あれば食事療法で予防をして

いきましょう」

 

 

というのは飼主さんもやりやすいし

病気の予防にもなるし、

食事療法なら受け入れやすいと

思うね。

 

 

人も糖尿病予備軍には食事療法を

進めて2型糖尿病にならないように

してるよね。

 

 

それと同じように病気予備軍には

食事療法を積極的にしていくのは

いいことじゃないかと思うんだ

 

 

けどね・・・。

to be continue

 

 

 

一緒に読んでほしいな

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