犬アトピー性皮膚炎の新しい治療薬 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

今日はこれから新しく発売される

犬アトピー性皮膚炎の治療薬の

セミナーに参加するんだ。

 

 

 

 

23時まで勉強する

このセミナーは日本全国で450名の

獣医の先生方が参加してる。

 

 

ほとんどの先生が日付変更線が変わる

今日中に帰ることができないね。

 

 

自分は最終電車に間に合わないから

車でセミナーに来てるんだ。

 

 

自分も家に帰るのは1時過ぎるね。

日本の獣医さんはよく勉強するね。

(他の国の獣医さんは知らんけど)

 

 

LINE@で獣医に対してかなり厳しい

ご指摘の意見をいただくことも

多いけど、

 

 

獣医さんも獣医さんで勉強して

頑張ってるのさ。

 

 

犬のアトピー性皮膚炎の新しい

治療薬として1回注射すると

1か月間効果があって、

痒みが抑えられるっていう

注射薬なんだ。

 

 

 

 

今まではアポキルという飲み薬が

あってこれを犬のアトピー性皮膚炎

の子に飲ませているんだけど

 

 

なかなかやめることができない子も

多くて、継続的に飲んでる子も

多いんだよね。

 

 

それが1カ月に一回の注射になると

飼主さんは楽になる。

 

 

副作用も少なくて、

他の病気があって使っても

大丈夫っていう薬らしいんだ。

 

 

詳しいことはこれから勉強

するけどね。

 

 

アポキルって言う薬が出る前は、

シクロスポリンっていう薬を

使ったり、

 

 

ステロイドを使ったりして

犬アトピー性皮膚炎を治療

してたんだけど、

 

 

どの薬もそうなんだけど

「治してるわけ

じゃーない」

 

 

このことだけは忘れちゃいけない

と思うんだ。

 

 

今まではステロイドやシクロスポリン

を使ってた時は副作用の問題が

あったから

 

 

何とかステロイドやシクロスポリン

を止めようとして違う治療をして

コントロールしようとしてた。

 

 

漢方薬やサプリメントや乳酸菌

食事療法、ホモトキシコロジー

オゾン療法などなど

 

 

副作用のないものに治療を変える

努力をして何とか犬アトピー性

皮膚炎の治療をしてた。

 

 

それが今やアポキルがほとんどに

なっちゃった。

 

 

アポキルは効くし、

副作用の心配もないし、

お手軽な感じになっちゃってる。

 

 

「痒みが出たから痒み止め頂戴」

って受付で言われちゃう。

 

 

漢方薬やサプリメント、乳酸菌

食事療法、ホモトキシコロジー

オゾン療法などは時間がかかる

けど、

 

 

アポキルは飲んだらすぐ効く。

 

 

「治してるんじゃないですよ」

「ただ痒みを抑えてるだけだからね」

「何か代わりの治療をやって

いかないとこのまま飲み続ける

ことになっちゃうよ」

 

 

と話してもやっぱりお手軽で

速攻性のあるものにかなわない

 

 

更にここで1カ月に一回の注射が

出ると月1回病院に来て注射を

打てばいいだけになると

 

 

飼主さんは楽だよね。

 

 

治療が楽になって犬もかゆみから

解放されて、いい状態で過ごせる

のはとってもいいことだと思う。

 

 

犬のアトピー性皮膚炎は治らない

から治らないなら継続的に注射を

打っていくって言うのは

 

 

間違っていない。

 

 

間違っていないけど、

「治してるわけ

じゃーない」

 

 

このことだけは理解しておかない

といけないって思うのさ。

 

 

 

 

~皮膚病に関する参考記事~

 

 

●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。

現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、

私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
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