甲状腺機能低下症と腎機能低下の質問をもらったよ | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

LINE@で質問をもらったよ。

 
 
 
 
 
腎機能低下と甲状腺機能低下症だね
 
 
腎機能の低下というのがどのくらい
の状態でどういう状況なのか
わからないのと
 
 
Lv2って言うのがわからないので
 
 
食事をどうしたらいいのか
家で与えていいものも
わからないけど
 
 
一般的に腎機能が低下してるだけ
なら高齢用の食事がいいかなって
思うし、
 
 
慢性腎臓病のステージ2なら
慢性腎臓病の療法食を使うのが
いいと思うね。
 
 
全く水を飲まない子に水を
どうやって飲ませるのかは難しいね
 
 
犬も猫も水を飲まない子は
ホント苦労するよね。
 
 
全く水を飲まない子は家でも
水を飲まないなら、
外出先でも飲まないよね。
 
 
更に腎疾患の子に使えるものも
限られてきちゃうからどうしたら
いいのか・・・。

 
犬の状態とか
血液検査状況とか
尿検査
尿蛋白クレアチニン比
超音波検査
筋肉の状態
血圧の状態
などがわからないと
 
 
ここで勝手なことは言えないし
責任を持って言えないので
 
 
何を使ったらいいのかは
難しいね。
 
 
甲状腺機能低下症と腎臓機能低下
がある子の日常的な注意は
 
 
腎機能低下の子は脱水するのが
注意したいことなので、
水分をこまめに飲めるようにする
ことなんだけど、
 
 
この子は全く水飲まないということ
なのでどうしたらいいのか悩むね
 
 
食事をドライフードだったら缶詰に
するとか、
チキンスープを作って与えるとか
何か水分を摂れるといいね。
 
 
甲状腺機能低下症の子は
午前中と午後では違うし
夏と冬でも違うので、
 
 
時間的な変化や気候的な変化に
注意してあげることは大事だね。
 
 
午前中は甲状腺の値は下がってる
ことが多いから
 
 
朝食事をあまり食べなかったり、
元気がなかったりするから
 
 
朝よりも夜の食事の量を多くするとか
朝の散歩は控えめにして、
夜の散歩を多くするなどの工夫は
必要だね。
 
 
夏場は呼吸が早くなっちゃうから
涼しくしてあげたり、
必要であれば内服の量の調整を
したりするね。
 
 
冬は動きが悪くなるし
食欲も落ちる可能性があるから
なるべく寒くないように暖かく
してあげることは大事だね。
 
 
腎臓の機能が低下してる子も
冬に寒くなると腎臓の機能は悪く
なっちゃうから
 
 
腰を冷やさないようにしたり、
服を着て腰のところにカイロを貼って
冷やさないように工夫をすると
いいね。
 
 
これから季節の変わり目になって
気温が急に下がったりすると
調子が悪くなったりするから
 
 
気温が下がった時は暖かくして
あげるとか漢方薬でサポートして
あげるなどのケアをしてあげる
といいね。
 
 
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