おはようございます。
人間より動物好きの医者
藤原です。
猫の食物アレルギーが多いという
話をしたけど、うちの猫も食物
アレルギーなんだけど、
うちの猫はどうしたか、
どうしているのかを話すね。
うちの猫も子猫の時は普通の
ドライフードを食べてた。
生後4か月、5か月ぐらいの時に
やたら皮膚を痒がって毛が抜ける
ようになったんだ。
これは食物アレルギーだと思って
食事をフィーラインナチュラル
っていうフリーズドライの
鹿肉を使っていたキャットフード
があったんだ。
これに変えてみたんだけど、
やっぱり痒がるのは変わらない。
ヒルズやら、ロイヤルカナンやら
食事療法食やら、アニモンダやら
なんやらを迷走したね。
特にドライフードを食べさせると
下痢になってえらいことになっちゃう。
やっぱり、下痢になると元気なくなるし、
おなか痛そうになっちゃう。
だから、缶詰フードをあれやこれやと
やってやっと痒がらない下痢もしない
缶詰フードがFXDという食事を食べた時
やっと痒みが出なくて、下痢もしない
状態になったんだ。
うちの猫は、たまたまこのフードが
反応しないけど、うちに来院している
猫ちゃんでやってもらった猫ちゃんは
ダメだった。
うちの子が大丈夫だから他の子も
大丈夫じゃないから難しいね。
その子は他のフードで今は診ている。
食物アレルギーの難しさは、食事療法食
だからいいとか、大丈夫じゃないし、
キャットフードならいいとか、大丈夫
じゃないところが難しいね。
今まで1番大変だった子はウサギ肉
以外はダメっていう子がいた。
その子はウサギ肉以外を食べると
吐くし、下痢するし、痒みもひどく
なっちゃう。
何とか、ウサギ肉だけは大丈夫だった。
ウサギ肉はいいんだけどコストが高い。
この費用面でどこまで飼主さんが
猫ちゃんの為にやってあげられるのか？
この子は、自分が勤務医だったころの
猫ちゃんだったので、その後
どうなったのかはわからない。
費用面も考えないといけないなので、
反応が出なくても費用面が難しく
なっちゃうと続けられない。
そうなっちゃうとなかなか難しい
治療はできても、続けられるか
どうかはまた別。
食物アレルギーの子が同じ食事を
ずっと食べていたらそのうち
反応するようになっちゃう。
うちの猫も今の食事が絶対に
ダメになるときが来るから
その時どうするかだね。
◆猫の食物アレルギー関連記事
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