こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。
ペットとヒトでは食べ物の
意味合いが違うんだ。
ヒトは、食べ物を分かち合う
ことは友情のしるしだったり
して、ペットと自分と食べ物を
分かち合うことで信頼
関係を築こうとしたり、
それを期待するよね。
でも、ペットは食べ物の
ルールやコントロールが
存在しないことはむしろ
不安定に繋がるんだ。
ヒトが不用意に食べ物を
与えることで、食べ物を
もらう為の行動がさらに
強化され、助長されて
しまうんだよね。
ヒトとって食べ物は友好を結ぶ
手段だったり愛情表現だったり
する。
この為、ペットと友好的に接する為の
最も簡単な方法として食べ物を
使いがちになるんだよね。
また、食べ物は留守番させて
おいた時に謝罪する手段だったり
お詫びのしるしとして
使っちゃうことがあるよねー。
でも、ペットの視点から見ると、
ご褒美をもらうようなことは何も
していないのに食べ物を
受け取ることなるんだ。
予測できる決まり事ではなく
さらに社会的なルールに
合致しない為、ペットは
混乱しちゃう。
この為、ペットは食べ物を
欲しがるようになり、
食べ物を要求するといった
好ましくない行動が起こる
ようになっちゃうんだ。
これらの行動が飼主さん
とのコミュニケーション
を取る為の方法として
学習されちゃった場合
時にしつこく、あるいは攻撃的に
食べ物を要求されるように
なることもあるんだよね。
タイミングを間違えた
ご褒美の与え方は危険なんだ。
しっかりとトレーニングの中で
ご褒美は与えるようにして、
要求があるからとか
コミュニケーションをとる
目的では与えないように
するといいね。
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