昨日の続きです。
前は、この成分が入っているから有害という考え方でしたが最近では、どんな化学物質も一定量を超えて暴露しなければ有害ではない。
という考え方に変わりました。
何がはいっているかということより、何がどれくらい入っていて、どれくらい残留するか?ということが大事になります。
もう一つ重要なのが、刺激性です。
皮膚病を起こしている皮膚は、刺激を受けやすく
刺激性のあるシャンプーは避けなくてはいけません。
ただ、毒性と刺激性は別物であり、刺激が少ないから毒性がないわけではありません。
現実には、低刺激性で高毒性のシャンプーはたくさんあります。
低刺激性、低毒性で残留しないシャンプーが、理想のシャンプーになります。
現在では、まったく皮膚に影響を与えないシャンプーというのは、存在しません。
シャンプーという化学物質を皮膚につけなくて汚れも油も有害物質もとれません。
正常の皮膚には皮膚バリアが存在していて多少の刺激があったり、毒性があっても平気ですが、皮膚病がおこっていたり皮膚バリアが低下していたりすると刺激性、毒性が皮膚を悪化させて余計皮膚病をひどくしたり、治らなくさせてしまいます。
皮膚病がの症状がない=なんでもないではありません。
皮膚病の症状がなくても皮膚バリアが低下していたりかゆみがあったりします。
今一度、お使いのシャンプーを見直してみては
いかがでしょうか。