ジェイコム株の解け合い関係
証券会社の自己部門による売買益は利益の返上ということになりそうです。
さすが外資系証券会社、きっちり利益を取っていくなぁと思っていたのですが、火事場泥棒と言われ、利益返上ということになるようです。
今回UBS証券は多額の利益を数字上獲得しましたが、4年前に電通株の誤発注による損失を出しており、前回はなにも損失補てんしてもらえなかったのに・・ということになりそうです。
まあ、監督官庁からにらまれたら何もできませんもんね。
しかし、今回の利益返上ですが、税務上はどうなるのでしょう。
寄付金扱いとなる場合には、大部分が損金不算入になると思いますので、収入なくしかも税金はかかると証券会社にとっては踏んだりけったりとなりそうです。
そもそもこの取引が成立していたかったことになるのでしょうかね?
ジェイコム
みずほ証券のご発注でジェイコムの株価は波乱含みのスタートとなりました。
みずほ証券の損失は270億円以上と言われていますが、この金額はどうやって計算されてるんでしょうね。残念ながら株をやらない私にはよく分かりません。
1株1円で売り注文がだされた株は、
ストップ安の1株572,000円で取引成立したのでしょうか?
みずほ証券が大量の買い注文を入れてからは上限の772,000円となったようです。
610,000株の全てが取引成立していたとすると、
(772千円-572千円)×610,000=122,000百万円 と
なんと1,220億円の損失です。
大半の売りポジションは解消できたとのことですが、
買い注文で相殺できていない売り注文(=一般投資家が買った株分)についてはみずほ証券がどんどん高値を指していくのでしょうか??
誤注文と知りながら購入した一筋縄ではいかなさそうな一般投資家の方々から、買い戻しをするのはかなり難しそうですね。
かといってジェイコムに第三者割当増資をしてもらう訳にもいかないし、もちろん貸し株で対応できる株数でもないと。
決済日である4営業日後の14日の動向が注目です。
企業再生のプロの活躍
産業再生機構幹部の立石寿雄マネージングディレクターが独立し起業再生立ち上げられるそうです。
新ファンド「ネクスト・キャピタル・パートナーズ」
産業再生機構が設置の機関が定められており、かつ最終的に民間で再生ができるような素地を作るための組織であり、人材の輩出も目的としていたはずなので、理想的なことだと思います。
立石氏自身はフェニックスキャピタルの代表取締役もされていたようですので、独立という報道のされかたは嫌かもしれませんね。。
おそらく産業再生機構に対しサラリーマン的な執着はなかったでしょうから。
別のフェニックスキャピタルの安東泰志氏といい、立石氏といい、大活躍です。
立石 寿雄 氏の経歴
生年月日 1958年4月23日
最終学歴 1982年 3月 東京大学経済学部卒業
職 歴 1982年 4月 (株)東京銀行(現(株)東京三菱銀行)入行
1988年 6月 シカゴ大学ビジネススクール卒業
1995年 8月 UNION BANK OF CALIFORNIA,California入社
1998年 12月 プライスウォーターハウスクーパース・フィナンシャル・アドバイザリー・サービス(株)入社
2002年 3月 フェニックス・キャピタル(株) 創立及び代表取締役就任
2003年 3月 同社退任
2003年 5月 (株)産業再生機構 執行役員就任(現任)
2004年 9月 (株)ミヤノ社外取締役就任
安東 泰志 氏の経歴
生年月日 1958年9月22日
職 歴 1981年 4月 (株)東京銀行(現(株)東京三菱銀行)入行
2002年 3月 フェニックス・キャピタル(株) 創立及び代表取締役就任
2004年 6月 (株)三菱自動車工業取締役就任
当然一部の方々からはいろいろな批判を浴びておられるとは思うのですが、流石の活躍なのではないでしょうか。
ルミナリエの試点灯
ついに今年もこの季節がやってきました!
神戸が各地から注目されるルミナリエです。
ルミナリエは阪神大震災の犠牲者鎮魂のための光の祭典です。
寄附を要請される神戸の企業からはそろそろ終了かなという声を聞こえてきます。しかし、たくさんの人を集めるイベントを企画しようと思ってのなかなかできないもの。
寄附=費用を負担したくないので、中止を願うよりも、これを機に何か新しい商機を見出すなど、できればそちらの方に発想を持っていってもらいたいものです。個人的な見解ですが、神戸のお店に閉店時間は早すぎです。人がまだまだいるのにお店を閉めてしまうのはもったいないと思うのですが…。
毎年何人ぐらいの観光客が来られているのかデータは見つからなかったのですが、ものすごく寒いにもかかわらず長蛇の列になります。その人達の心を引くような商売は何かないもんなのでしょうか?
今年は12月22日までとクリスマス時期は開催されないみたいですね。。せっかくなのになんでなのでしょうか?周辺のお店にとっては一番大事なときにない感じでしょうね。逆にルミナリエに並ぶ代わりに店に入ってくれるので売上は上がるのかもしれませんね。
日本ERIにみる民間指定確認検査
姉歯建築士に関係する耐震強度偽装問題は社会現象となってきています。
ことの重大さ、影響の大きさを考えると当然の事態です。
この問題にはいろいろな人がいろいろな意見をブログで書いていますし、やや今更なのですが、ふと思ったことがあったので書いてみました。
いろいろと登場人物が正しくことを運んでいなかったことが原因ではあるのですが、
民間指定確認検査機関って確認検査をするのが仕事なのに、偽装を見抜けなかったって何やってたのだろうか?
と思ってしまいました。
確認するのが仕事なのに、何のためにお金を払っているのかと。。
とまあ、当事者ではないため、つい思ってしまったのかもしれませんが、きつく思ってしまいました。
しかしながら、公認会計士に立場を換えて考えてみると
「公認会計士は何で企業の粉飾決算を見抜けなかったのか!?」
ということになるのだと思います。
公認会計士の場合、監査の限界というものがあり、完璧に粉飾を見抜いて会社に修正をさせるということが難しい場合もあるのですが、一般の人々にはその理屈は通じないわけです。
一つの事件で業界の信頼は地に落ちてしまいます。
カネボウの事件など、いろいろな事件は既に起こってしまっていますが、なんとか公認会計士業界の信頼は過去の遺産により維持されていると思います。
一般の人々に信頼されるように、業界全体での品質管理はやはり非常に重要であることがこの事件からもよく分かります。
