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今回は、お客様が他社のミシンの取り扱い店でご購入されました、家庭用コンピューターミシン、ブラザーソレイユ600の修理を行いました。
ミシンの電源を入れると、エラーメッセージが発生し、エラー音が鳴り続きます。
目覚まし時計
のようです。
この症状が出ると、針板を新しく交換した対応では改善できず、針板の下に設置されている、針板スイッチA と、メイン基板と、グリスの付け直しが必要となりますので、お客様に状況を説明し、分解修理を行いました。
メイン基板です。
針板スイッチAです。安全装置の様ですが、必要無い様に感じます。
エピノックグリス(黄色)がスイッチ周辺の関連部品に付いていて、気化して誤作動を起こすとのブラザーからの通達が届いていますが、これが原因とは、あまり思えません。かなり怪しいです。部品そのもの不良ではないかと個人的には思いますが、
モリコートグリス(白色)を付け直すとの通達ですので、素直に付け直しています。
エラーとは直接関連はございませんが、天秤クランクに沢山の糸絡みを発見しましたので、除去しました。動きが重くなる原因になりますので必ず除去します。
新しいメイン基板も取り付けしたあと、仮で一部のみ取り付けて、テストモードで、動作確認をします。
テストモード31(パルスモーター位相)と
テストモード13(送り正逆)です。
パルスモーター位相 31
テストモード 13 送り正逆
用紙を挟んで縫うと、針落ちの前進縫いと返し縫いとの誤差がはっきりします。
プラスマイナス0.5ミリの誤差なら許容範囲ですが、極端に前進と後進の針落ちの差が激しく出る時が有りますので、その時は画面上で、修正するか、少し厄介ですが、部品そのもの位置ズレ直します。
今回は、ほんの僅かでしたので画面上で、マイナス2 修正しました。
この修正を怠ると、飾り模様やボタンホールや刺繍を縫う際に、綺麗に縫えません。
最重要項目です。
点検診断時には、フットコントローラーを取り付けの際に、エラーメッセージ F04フットエラーも発生していましたので、フットコントローラー差し込みのジャック交換も視野にいれていましたが、新しい基板に交換しましたら、正常になり、改善されましたので、部品交換せずに、しばらく様子をみることになりました。
テストモードも完了したので、完成させて、テスト縫いを行いました。
ブラザーのミシンは糸調子は綺麗に出るミシンですが、各メーカー共通の事項で、下糸のボビンを必ず正しく内釜にセットする事が必要となります。
必ず右手人差し指☝️で、ボビンを上から支えながら、ゆっくりと丁寧に糸道に引っかけます。
エラーも改善し、音も静かになり、快適に縫える様になりました。
お役に立てて良かったです。
担当 ヒラノ



















































