大浪池のマンサク(霧島連山) | 山の上一番のブログ

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ヤフーから移行しました「山の上一番」です。九州宮崎の山を中心としてその自然をお伝え出来ればと思います。どうぞ宜しくお願いします。

3月16日(土曜)霧島連山の大浪池にマンサクを見に行く。でも車が少ない。

例年この時期路肩に数珠繋ぎの車で溢れかえっているのになんとも少ない。

豊年満作ではなさそうです。それでも空は真っ青で気持ちよく歩けそうですチョキ

 

霧島連山の大浪池に国土地理院山名は見当たりません。全域が鹿児島県です。

登山口(9:30)⇒大浪池北マンサク丘(11:20~12:00)⇒引き返し大浪湖面

(13:05~25)⇒登山口13:55 延べ3時間25分

 

登山口から30分程で大浪池が見えて来ます。背景に韓国岳(カラクニダケ) 

正面にマンサク色が見えない(-_-;)

 

南側を見下ろすと錦江湾と陸続きの桜島と奥に三角の開聞岳(カイモンダケ)

更に左に屋久島が微かに視認出来ます。桜島が大隅半島と陸続きになっているのが

ハッキリ判ります。1914年からの大正大噴火で桜島は、陸続きになりました。

 

マンサクは?

 

大浪池広角にしないとカメラに納まりません。

 

日当たりの良い所にハルリンドウが咲いています。

 

 

新燃岳と奥に高千穂峰になります。

 

いつものようにライオンキングに水を上げます。彼の好みはポカリスエットです(^_^)

 

マンサクはあまり咲いてないですネ。

 

ここが一番密集して咲いてます。

 

例年ここから見下ろすとマンサクの黄色一杯に染まるのに(>_<)

 

最近大人しい新燃岳と左は獅子戸岳に奥の三角は高千穂峰です。

ここで引き返しピストンします。何故ならマンサクは池西縁は極端に数が少ない

からです。多分冬の季節風がまともに当たるためだと勝手に想像しています。

 

マンサクは池の青に映えます。

 

空の青池の青にも染まず漂うマンサク 白鳥となんとなく重なってしまって(笑)

白鳥は かなしからずや 空の青 海の青にも 染まずただよふ 牧水

 

大浪池半周ピストンしそしていつものように湖面に降ります。

毎年咲いていてくれる湖面のマンサク音譜

 

期待してたほどのマンサクではなかったけど自然とはこんなもんだよ。

良いときも悪い時もあるよねと言いながら少し落胆なオッサン叫び

 

しばし湖面に漂い別れを告げます。今度はミヤマやオオヤマレンゲの季節かな?

また来ますパー 大好きな大浪池に別れを告げ一旦火口縁迄登り返し下山します。

 

霧島連山には多くの火口湖があります。その中でも最大級の池が大浪池

(オオナミガイケ、オオナミイケ)です。 地理院地図を見ると山名は付いて

いませんが立派な山容であり火口湖でもあります。同じく地図を見ると流れ

込む川はありませんし出ていく川もありません。

火口縁の高さ標高1,412m 水面の直径650m 火口の直径1,000m 

水面標高1,239m 深さ12mです。水面の直径深さは季節により変わります。

日本で最も高い所にある山頂火口湖とされます。

強い酸性PHながら鮒鯉類の魚はいます。火口縁から魚影を見たこともあります。

 

いつも見て頂いてありがとうございます。