普段会社員生活をしながら、
副業で仕事をやろうとしています。
まずは自分のスキルで
できることをと思い、
過去に得たウェブ制作のスキルで
デザインの請負やブログの作成代行を
行おうと思っていましたが…
実際にやってみると、
ことごとくクライアントとこじれてしまいます。
クライアントからの要望を聞いて、
それに則って作っているつもりなのですが、
必ずと言っていいほど満足されず。
結局最後には返金をしてしまう始末。
現時点では別に本業があるので
生活に支障はないのですが、
これでは独立できそうにありません。
副業を本業にするためにも、
私はどうすればいいのでしょうか？
▼下へ続く
はじめましての方へ
- ずっと会社で貢献してきたのに、自分のことを認めてもらえない
- 周りからの冷ややかな視線を感じて、会社での居場所がない
- 転職したほうがいいのかもしれないと思いながら、ずっと同じ場所で耐え忍んでいる
A:もっと心に刺さるまで話を聞くほうがいいかも。
俺自身も、同じような悩みを
抱えていたことがあるから
この感覚はよくわかるんやけども。
これって、結局はクライアントと自分の
「波長が合っていない」のが
最大の問題点なのよな。
そもそも、どこに向かうのがゴールなのか
そして、どうやって向かうべきなのか
そういうすり合わせをする必要がある。
そして、そのすり合わせは
自分が説明したら終わり、ではないんよね。
相手にきちんと理解してもらわなければ
相互の納得にはつながらないんよ。
相手次第で結果が
変わってしまうということやな。
「じゃあ、自分にできることはない。」
ということは実はなくて。
実はちゃんと自分に
できることがあるんよ。
ウェブ制作という話が出たから
今回の例えはそれでいくな。
例えば、相手は
ホームページが持ちたいと
言ってきたとする。
ここでいきなり
ホームページのデザインの話とか
支払い方法の話をしてしまうと
「失敗路線が濃厚」になるんやな。
そのまま進めていったら、
はじめは順調に進むやろな。
ただ、制作物のイメージ共有を
実際にしはじめると
どんどんと嫌なムードが溢れてくる。
「実はこんな不満がある」とか
「この課題が解決できていない」
というふうに、
後付けでどんどんと
問題が溢れて出てくるんよな。
制作しているこちらとしては
すでに予算を使いながら作っているから
無限に要望に答えて
制作を続けるわけにはいかなくなるわな。
で、お互いの妥協の結果、
最後にはクライアントは
ほしいものではないものが…
そして製作者はクライアントに
満足してもらえなかった経験が
残ってしまうわけなんやなぁ。
誰から見ても
Lose-Loseの関係やから
何もええことないんよね。
ちなみにこれ、
満足してもらえんかったら
仕事を続けるのもしんどいわな。
次に仕事を受けても
同じ苦労があるかと思うし
自分から営業しようなんて思えん。
それが続いた結果、
最後には廃業。
…ということになるやろな。
さて、この場合
どこを変えてあげれば
うまくいく確率が高いかというと…
「一番はじめの話を聞く」
ところなんよ。
ここで、なあなあにするんじゃなくて
きちんと自分自身が
「相手の本当の悩み（心の痛み）を理解する」
まで話を聞くことが分岐点なんやな。
相手の痛みが自分の痛みのように
きちんと理解できた上で、
そこから自分の持つ解決法を提案する。
「この悩み（心の痛み）を解決するなら、
私だったらこうします。」
「この予算感であれば
ここまではお連れすることができます」
きちんと相手の話を聞いた上でなら
自分の提案できるものも
より具体的で相手に寄り添ったものになるはずや。
さらに、相手はしっかり
話を聞いてくれた安心感がある。
相手の悩みをこちらで預かったから
今度は相手も本当の意味で
こちらの話を聞けるようになっているんよ。
この状態まで持ってこれたら
あとはどんな提案をしても
いい形に持っていけるはずや。
もちろん、提供するものは
自分のベストのものである
ということは大前提やけども。
きっと、最後は今までとは違う
結果につながっていくはずやで。
