ロイヤル・ウェディング | 日々あれこれ

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今日は英ウィリアム王子とキャサリンさんの結婚式でした。

たまたま家に居たので、生中継をずっと見ていました。


素敵!ロマンティック!


の他に興味を引いたのは(これはもう職業的なものですが)

ちらほらと見える参列者の方のジュエリーのあしらい方とファッション。
それはもう、プロトコル(マナーのお約束事)の手本のような方々ですから勉強になります。


キャサリンさんは実にセンスがいいなあと思いますよね。
自分をきれいに見せるコツを知っているというか。

婚約会見(?)の時の「イッサ・ロンドン」の青いワンピースも、けっして高価ではないけれど体のラインをきれいに見せて、かつ知的な印象もありとても素敵でしたが、ウェディングトレスも、ラインがきれいですっきりとして大人な印象でした。


不思議に思ったのは、胸元はかなり広く空いているのにネックレスを着けていないですよね。ティアラとドロップ型のイヤリングのみ。
ブライド・メイトの妹さんも胸もとは広くあいているのに、ネックレスを着けてませんでしたね。

日本の感覚だと、たいていの女の子はあれだけ胸があいていたらダイヤのプチネックレスとかを着けるのではないかと思うのだけれど。

胸元の肌のきれいさを強調させるためにわざと何もつけてないのか、そういうプロコトルなのか、イギリスの習慣に詳しい人にきいてみたいところです。


キャサリンさんが着けていたティアラは1936年カルティエ製の「ヘイロー・ティアラ」。イヤリングはご両親からのプレゼントだそうです。


カルティエは、日本ではあまり知られてませんが、王家や貴族に実にたくさんのティアラを製作しています。
カルティエが過去に製作したティアラだけで構成した展示会を見にいったことがありますが、年代によって素材やデザインの変遷があり、とても見応えがありました。


エリザベス女王の装いも素敵でしたよね。
きれいな色のスーツにパールの3連のネックレスと大きなリボン形のアンティークのダイヤのブローチ。

基本的に昼間だったので皆さん、色とりどりのスーツ姿で襟元が詰まっているせいか、ネックレスなど全く着けていない人も多かったように見受けられますが、昼間の正装はやはり「パールのネックレスとブローチ」というのが定番のようです。
あと、イヤリング。

日本だと、ネックレスや指輪はとても高価なものをしているのに、イヤリングは「落とすから高いものはいらない」といって安価な模造品などをお着けになるお客さまが多いのですが、やっぱりイヤリングも大事だなと改めて思いました。


などなど。

テレビを見ながら、思ったことをつれづれに。