踊り初め | 藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

日本舞踊と着物の生活を、日々綴っています。
日本舞踊の楽しさや美しさを、どんどん発信していきたいと思います。





昨日は鏡開き。お供えしていた御餅をたべて、無病息災を願いました。
お正月の行事もこれで一段落です。

先日、師匠宅の踊り初めが開催されました。
弟子が一同に集まり、一節ずつ踊って、その後新年会です。お稽古に来ていても、曜日や時間でお会いできない人も多いので、華やかに装うこの時に顔を合せられて、とても幸せです。

踊る演目と、組み合わせは前もって決めて頂き、大抵は年末にお稽古するのですが、私達の組みは、今年はまさかの「当日決める」ということに。
一緒に踊る後輩が、年明けに師範試験を受けるので、その演目のどれか?ということになりました。
当日着る着物を選ぶ時も、どの演目に合わせる?と思いながら。

踊る直前に、師匠にクジをひいて頂き、新年から立役をしっかりと踊らせていただきました。
これじゃないといいなぁと思っていると、だいたいそれになるんだな!

扇子落としたら罰金とか?演目当日わからない?とか、踊るたびに最近何かのペナルティーを作られがちなので、次は何になるかドキドキしております。
先生と呼ばれる仕事をしている以上、いつでも
何でもすぐに踊れないといけないのですがね。
まだまだ勉強が足らないようです。