藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

日本舞踊と着物の生活を、日々綴っています。
日本舞踊の楽しさや美しさを、どんどん発信していきたいと思います。






一昨日は十五夜。

お月さまを探しましたが、見つけられず!

今日は見つけられるかな?



来月のよきみ会に向けて、ただいまお稽古中です。
お弟子さんのお稽古はもちろんですが、私も踊るので、ちょうど今頃が煮詰まっております。

本番が近くなれば諦めもつくのですが、まだ少し時間があるので、ああでもない、こうでもないと迷えてしまう。
一番楽しい時間でもあり、私にとっては「早くすっきりしたい!」時間でもあります。

衣装をつけると、このあたりから体力もついてきて、踊り込めるようになるのですが、今回は10月なのに「浴衣」なのです!

今回の「浦島」も、師匠が決めてくださいました。
私は、自分がやりたいものよりも、他の人が「見たい」と思うものを信じているので、演目は師匠などに決めていただくことが多いです。

浦島といえば、亀を助けたお礼に竜宮城へ招かれ、乙姫さまらにご接待され幸せに過ごしていたけれど、故郷のことが心配になって戻ってきたら、何年も経っていて乙姫さまからの玉手箱をあけてしまったらおじいさんになってしまうという、大まかにはそんなお話だと思っていました。

ところが、古くの言い伝えでは、ただ漁師として腕が立っていて、どんどん沖へ出ていったら竜宮城に着いてしまったらしい。

……ただの遭難?

日本舞踊では、おじいさんになるところが早変わりで見どころのひとつなのですが、今回はカットです!

二枚扇はやるので、私の踊りを見た、ちびっこたちが、みんな真似をしそう。
お稽古のお扇子がボロボロにならないか、今からちょっと心配しています。

来週はもう10月。
体調と順番を整えて、本番を迎えられますように。