みなさま、6月が本格的にスタート
しましたね
暑い日、涼しい日が交錯しており
なかなか洋服を選ぶ基準が難しい
ですね
さて今日は家の外壁のお話です。
一番ダメージを受けやく後々メンテ
が必要になる部分である外壁。
風雨や日差しの影響で、外壁の劣化や色褪せ
が進み、建物の印象を損ねることもあります。
このような問題を解決するために、
耐久性と美観を両立した外壁塗装が
注目されています。
外壁塗装には、建物の保護だけでなく
美しさを追求する重要な役割もあります。
当然ですが、良いモノは高いです
ただその分メンテが長期間不要になる
場合が多く、生涯のコストで検討すること
も大事になります
例えば、30歳で家を建てた場合、20年後の
50歳の時に外壁を塗り替え、
さらに20年後の70歳の時に塗り替えした
場合、計２回。【1回あたり１５０万だとして
生涯に外壁塗装に必要な値段は３００万
です】
皆さんなら70歳の時に、外壁の汚れが
目立ってきたとしら、塗装を再度されますか？
外壁の汚れはまあ我慢したと
しても、コーキングという継ぎ目は
割れ、水が壁の中に浸入しますので、
打ち直した方が、建物のためにも
良いでしょうね。
もう一段高い塗料、工法で施工した場合
のケースをみてみましょう。
30歳で家を建て、25年後の55歳で１回目の
外壁塗装を実施。その次の25年後、
80歳の時に再度塗装するでしょうか・・。
コーキングを利用しない工法であれば、
雨の侵入は防げますので、
再度塗装はしなくても汚れも
許容範囲かもしれません。
1回あたりの塗装が２００万だとして
生涯に外壁塗装に要する費用は
２００万。
高い塗料は年数が経ってもそれなりに見た目
は良くなるものですし、外観上は許容範囲の
見た目で落ち着いているかもしれませんね
新築当初の外壁の色【木の板、レッドシダー】
年数が経つと
黒ずんでいきます【築３０年の外壁】
ちなみに、今人気の「そとん壁」は年数が
経過しても、再塗装は行わないケースが
多いです。
どうするかというと、専用の薬品で外壁に
ついた汚れを取る形のメンテになります。
塗り直しはしないので、
費用も安く済みます。
平均的な建物の大きさなら、一回
あたり１００万前後ではないでしょうか。
【そとん壁の外壁】
新築時は相当費用がかかりますが、
生涯メンテコストで考えると一番安くなる
かもしれませんね
耐久性と美観を両立した最適な選択を行いましょう。
外壁塗装は、建物を自然の脅威から守る
だけでなく、建物の美観を向上させる重要
な役割を果たしています。風や雨、日光な
どの外部からの影響によって外壁は劣化し、
色褪せてしまうことがあります。
外壁を守るため、軒の出などの設計も
長持ちさせる重要な要素です。
【軒を出し、外壁を雨から守る】
また何層にも外壁を塗ることにより
耐久性、断熱性を高める塗料もあります。
良い塗料は雨、紫外線からのダメージを防ぐ
役割を果たし、建物の寿命を延ばすことが
できます。
ガルバリウム鋼板【黒い部分】と左官壁を
コラボした建物。ガルバリウム部分は
軒の出は少ないが、左官壁部分は軒を出し
雨、紫外線から建物を守っている。
こちらの写真は木の板で外壁を
作っていながら、軒の出は無しの
建物です。15年程度で塗り替えが
必要になります。店舗だからこそ許される
設計でしょう・・【自社物件】
こちらは、瓦と同じ部材で作った外壁で
耐久性はかなり高いです。
こちらは、漆喰（白い部分）とモルタル（灰色部分）の
外壁です。漆喰はお城の外壁でも使用され、
美しいですが、汚れやすいため、やはり軒の出
が必要になります。
【木の外壁、左官壁を使用した建物】
住宅を選ぶ際に、家の大事なポイントと
なる外壁。
初期費用だけで検討するのではなく、
性能、デザイン、メンテンナンスコスト
などを検討して決めましょう
本日は以上です。
今週もよろしくお願いしますm(__)m
株式会社藤原木材産業
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