高野睦子です。
神宮前のお店のお隣が老舗ランジェリーショップだということはお知らせしていますが。
お店を出した当初はそこで下着を毎日買ってるのか?くらいお買い物しまくっていました。
超お得意様。
けれどね、本当に皮肉な話。
ペコさんのお店で私は運命のパンツに出会ってしまったのです。
最初は「でか!!恥ずかし〜〜」って思っていたんだけど、1枚くらいあってもいいかなと思って買ってみた。
すると大変
他の下着を着るのが嫌で手洗いしてまで履く始末。
買い足して、一週間そのパンツで回るように揃えました。
本当に履き心地が良くてそれ以外は着たくない。ここまで着心地に感動して他が嫌だと思ったのは初めてです。
他の下着はほとんど捨てました。繊細なレースが施された、上品で素敵で非常に高い下着も山ほど買ったのに、着たくない。私の下着の引き出しには大きなパンツが色違いで並ぶことに。
で、そろそろそのパンツを総取っ替えしよと思ったら、娘に「それがいいと思うなら某ブランドのあのパンツもきっと気にいるってば
」とお勧めされた。
お値段は約8分の1。
う〜〜ん、別にいいわ〜とかなんとか言っていましたが、先日一枚試しに買ってみた。
それを履いて1日過ごしてもうびっくりです。
数年ぶりに「下着が食い込む」という不快感を味わいました。
そんなこと、あの運命パンツではなかったから、すっかりその不快感を体が忘れていた。
一日中不愉快で夕方には脱ぎ捨てたくなった。ノーパンで家に帰るかどうか一瞬本気で悩みました。
結果、そのパンツは捨てました。
おそらく、運命パンツの履き心地を知らなかったなら、そのパンツの不快さや違和感を感じなかったと思う。
これこそがベターではなくベストを知ってしまったということなんじゃないだろうか。
ベストを味わってしまうと、「そこそこいい」はもう嫌なんです。特に下着などは直接肌に触れるから余計だと思う。
私にもそんな体感があったのか、と驚く事件になりました。
知らなかった時ってきっと体はちょっとしたストレスや不快感を感じていたものの、それほどクリアではなかった。「ま、こんなもんか」で済ませていたと思うの。
けれど今ここまで「いやだわ〜〜」って思うとしたら、やはり負荷はかかり続けていたはずだと思う。
だからこそベストな快適さを探求するって大事だなって改めて思った次第です。
こういう下着、もういらんな・・・。
寂しい気持ちと、運命パンツの幸せ度を天秤にかけるとやはり幸せをとってしまう。
おすすめしたいわ〜〜。