出版についてのあれこれ① | 明治神宮前 あなただけのスペシャルジュエリーを。

明治神宮前 あなただけのスペシャルジュエリーを。

極上の天然石があなたをお待ちしております。

 

 

  

サファイアの会@東京

 

日時

 

7月9日(火)     13:00〜15:00


場所 

虎ノ門サロン

 

会費

5000円(当日現金でお支払いください)

 

お申し込みはこちらよりお願いいたします!

 

 

 

 

    

赤ワイン8月17日(土)19時〜ご飯会
右矢印名古屋ご飯会お申し込みフォーム

 

オーナメント8月18日(日)11時〜13時 宝石お話会
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オーナメント8月18日(日)15時〜 リングマルシェ
右矢印

 

 

 

 

高野睦子です。

 

今日は美容院に行ってきました。ゆとりのある1日。

 

とはいえ家にいるとやることがエンドレスである。家事もそうだけど事務作業が終わらない。

ようやく目処がついたので落ち着いてブログを書こうと思います。

 

今回、出版ついてのあれこれを書いてみようと思っていて、連載で綴っていけたらなと思います。(そんなに書けないと思うけど💦)。

 

どうして本を書きたいと思ったのか。

 

今回はもっと手前の話。

どうして私は言いたいことや伝えたいことがたくさんあるのだろうか?ということについて書きたいと思います。

 

何度も書いていますが私は2012年に一冊本を出版しています。全然売れなかったけど。

 

 

 

 

今校正していて、本当に私の伝えたいことの根本は変わっていないんだということに改めて気づき、我ながら笑ってしまいました。

 

ず〜〜っと同じことを言っているし思っている。

枝葉の変化はあるものの、根っこは一緒なんですよねえ。

 

で、私の根本的なこの伝えたい欲求はどこからくるのか?を考えてみました。

 

OL時代、人事部採用・教育チームというところで働いていました。

入社後、当時の上司が「どうして君を女子の採用担当にしたかというと」ということを教えてくれたことがあります。

内定者時代に2泊3日で入社前研修というのがあったのですが、その時に誰よりも女子に囲まれていたからだと。

「君なら女子だったら誰でも相手にできると思った」という判断で配属されたそうです。

 

面接に来る学生から新入社員まで、毎年数百人の女子と対峙していました。

うちの会社に入ったらどんなに素敵か?を内定者に伝え続け、他の会社に取られないようにする役割が一番大きかったですね。

退社後も仕事は続けてきましたが、どの仕事もたくさんの女性と関わる仕事でした。

別に男性が絡んでもいい仕事でも、結果的に周りは女子ばかりになるというスタイル。

 

要するに女子にしか興味がないのでしょうね。

 

女子の抱える悩みや闇。

 

まどかちゃんに最近よく言われるのだけど、私には「開示される」という強みがあるのです。

人からふわっと秘密を打ち明けられる。思いを吐露される。

これはもう小学生の頃から自覚と記憶があります。

 

「誰にも言ったことがないんだけど。」

「こんなこと話したの初めて」

 

そうした言葉をどれほど聞いてきたでしょう。

彼女たちの「こんなこと」は結構ヘビーなこともたくさんあったけど、それよりも私が気になったのは「そんなことに縛られて、苦しんでいるの??」という驚きの方が大きかったです。

 

真面目でまっすぐ。

そういう女性たちは本当に苦しそうでした。

 

もっと楽に、自由に、心が軽くなる生き方ができるといいのになって思ってきた。

 

子供が幼稚園に通っている頃、仲良しのママ友に「タカノに出会えて本当に良かった」と言われたことがあるのです。

その理由は、「そんなんでいいんだ、そんな適当でいいんだって見せてくれたから子育てがすごく楽になった。ありがとう。」と言われたんですよね(笑)。

 

第一子(私もそうだったけど)を育てている時って何一つわからないから育児書に振り回されたり、こうであるべき、こうしないとダメな母親だって思ってしまったり。

そういう彼女が私をみて「こんなんでいいのか・・・」と思ったという、いい話なんだか、ダメな話なんだか。

 

でも子育てに限らず、全てにおいて「そんなんでいいんだ」って思ってもらうことは多かったのですよ。

私は適当なんで。そして自分第一主義なので。

 

自分が一番大切。その余力で全てをやるというスタイルは、おそらく私自身がもともとメンタルも体も虚弱だったからこそ編み出した生きる術だったと思うのです。

 

弱い私が子育てをする、仕事をする、もっと言えば生きていく時に、親や社会の価値観や枠に合わせている余裕などなかったんです。

 

大袈裟ではなく、自分が快適でストレスなくご機嫌でいられることを選択し続けないと生きてこれなかったんじゃないかと思うんです。

 

そういう生き方を選んできて、当時は変人扱いされることも引かれることもあったけど、やはりここ数十年で大きく時代は変わりました。

 

私はとても生きやすくなった。

自由でいること、個を生きることを肯定する風潮に風向きが変化したのは肌で感じてきました。

 

10年前はまだまだそこまでではなかったけれど、ここ数年、やはり風の時代と言われるようになってからは顕著だなと思っています。

 

それでもまだ枠の中で苦しんでいる人はいるし、その枠からどう出ていいかわからない方もいる。

だってその中で生きてきて数十年経っていて、枠からの出方がわからないというのはある意味当たり前とも言えますからね。

 

石を扱うという仕事を通して、たくさんのお客様と出会ってきました。

その中で私が気づいたこと。

 

それは自分らしさをどこまで発揮できるか?がその人の幸福度にもリンクしているということです。

発揮する以前に自分のことを知らない、わからないというのも苦しいことです。

 

そしてこれは好き、これは嫌い・嫌だという意思表示をしていいのだということも封印して、ただ起きたことを受け入れて生きていくことも苦しいことだと思います。

 

じゃあどうしたらいいのよ、現実はそんなに甘くないんだから。

 

そうかもしれません。

 

ただ、私は自由奔放に生きろとは言っていないのです。

どんな生き方をするにせよ、心は自由でいいということをお伝えしたいんだと思う。

行動は誰かに影響を与えます。けれど心が自由だとして誰かに迷惑をかけるわけではありません。

 

まずは心の解放から。

 

そんなことをお伝えしたいんだろうな、なんてことを思っています。

 

このシリーズはぽつりぽつりと続きます。