ガマンもそろそろ限界か… | スローライフでCMプロダクションinとっとり

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テレビCM専業のワンマンオペレーションプロダクション。
クロマキースタジオ、ロケ車、特殊効果編集、NA録音、完パケ製作。
趣味が仕事なのか、趣味を仕事にしているのか曖昧。好きなことやって金儲け。
そんな仕事的コラムはかなりマニアックだったり…

毎年設備投資計画を立て趣味兼仕事の道具をちょこちょこ購入しているのだが今年はほぼ欲しいものも一巡して何にしようかなと考えていたところに大震災が起こりそれどころではなくなるのではと設備投資も自粛していた。

震災後、仕事も激減かとある程度想定していたがありがたいことに想定外で例年並みに動いている。
面白いことに「ロケ始めました」とロケ車両の導入、ロケ用モニターや照明を導入すると大々的に宣伝しているわけでもないのにそちらの仕事が増えたりする。
今年からはクロマキースタジオ復活ということで充実させているとそちらの仕事が増えている。

まぁニーズを先取りして展開していると言えばそういうことになるかもしれないが意外と思い通りに動いてくれるのはありがたい。楽観的に考えているだけなのかもしれないが(笑)

そんなわけで今までは数カ月単位くらいで大きなものを購入していたような記憶があるが今年は細かいものしか購入してない。
金が余って使い道に困っているわけでもないので無理に使うこともないのだが昔からこのパターンが続いているので長く我慢していると禁断症状が出てくるのだ(笑)

ただ設備投資と言っても欲しいものだけを買っているわけではない。
仕事に必要なものは優先して導入しなければならないので趣味性の強いものは後回しになる。
年内に想定されるものにファイル搬入体制がある。
来年3月まではベーカムが使えるので年内スタートになったとしてもすぐ始める必要もなさそうなものだが既にHD制作の依頼は来ているわけでファイル化すればすぐに全部ファイルベース化したいと考えている。
この設備投資だが116万円の見積もりで来ている。
ただやりようによってはもっと安く出来る可能性はあり、数万円で済むパターンもあるのだが長い目で見てどこが得になるのか考えてみないといけない。

もうひとつは既に何度も書き込んでいる大判センサーカメラのNEX-FS100などである。特にこの機種限定で考えているわけではなくとくにかく大判センサーなのだ。
とはいえEOSで失敗しているので二度も失敗はしたくない。慎重になっているわけだ。これもおよそ100万程度の設備投資になる。
映像表現の幅を広げるためという名目だ。今のカメラに対しての違いは高感度低ノイズ、低歪の超広角レンズが低価格で導入できる、浅い被写界深度で綺麗なボケ映像が撮れる。などが主な選択理由。
http://www.sony.jp/nxcam/spl/fourpoint/index.html
こちらにNEX-FS100の解説がある。

設備の分野を大まかに分けると撮影機材、音声機材、照明機材、編集機材、スタジオ環境設備、車両、事務系設備といった感じだ。
趣味性の強いオーディオやホームシアターは「スタジオ環境設備」ということになる。ホームシアターと書いてしまうと個人の映画観賞となるが試写室設備と書けば業務用となるわけだ。
映画観賞やビデオソフトもコンテンツを楽しむのは個人的趣味だが映像技術やコンテンツ研究となれば仕事になる。
クリエイティブな分野はどこまで仕事でどこまで遊びか区分けしにくいところに面白さがある。