出演者がスタンバイ出来るまでライティングの調整をするのにダミーのモデルに立ってもらう。
ロケに出かけたりする場合は基本的に一人ではないので代理店の人などにやってもらうことが多い。
ところがスタジオでは本番直前に入ってもらうためスタンバイは一人でやっている。
カメラ前に何もない状態でライティング出来るわけもなく、しかたなく自分が立ってモニターを見ながらライティングを決めていた。
しかしここんとこ日焼けしてしまってまったく陰影がわからない(笑)
そこで以前から考えていたマネキンはどうかといろいろ探してみた。
全身のリアルマネキンでも15000円くらいからある。
写真にある顔のない全身タイツのようなマネキンはポーズも付けられるのでライティングには便利そうだ。
しかしライティングのためだけに全身マネキンを置いておくと使わないときに邪魔だ。
顔だけのモデルもいろいろある。
美容師さんの練習用のモデルや帽子やウイッグのマネキン用だ。写真のものはウィッグ込みで6,780円と安い。
と、いろいろ検討していたがまたモノが増えるのもなんだしなぁ…
スタジオだとライティングパターンが決まれば毎回同じ配置でやることの方が多いし…
ということで以前インテリア用に購入していた彫刻のレプリカを引っ張り出してみた。
スケールは1/2だがおよそのライティングはわかる。
ワンマンオペレーションだといろいろ不便なことが出てくるがいろんな道具を使って合理的に出来るよう考えるのも楽しみの一つである。