東京ヴェルディ vs SC 相模原 2021.12.5 | まあ、言うだけ言っとくわ。

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最終節にして今年初の現場参戦に行ってきました。

というわけで・・・あらあら、あー、すいません!今、来場記念品を頂戴いたしました。こんなんなんぼあってもいいですからね。今年一回しか来てないのにこんなに頂戴して!ホントすいません!



しかも、結果的に目の前で3得点も見せていただき、誠に贅沢なおもてなしを頂戴いたしました!

ところで、去年も一度きりの現場参戦でしたが、コロナ禍初年度でJリーグとしても試行錯誤のなか、予め指定された席で距離をとって座る。これは今年も変わらず。

入場の上限は緩められたが、制限数いっぱいになりそうだったか?自由席足りなくなって2F席開放。私、久々に2Fで見ましたよ。



で、去年は声援無し、拍手のみの応援に限られていたが、今年は鳴り物が解禁。

あ、その話の前に、選手入場の前に5、6人の編成のホルンでの演奏がありました。

柔らかに奏でられたメロディをよく聴けば…「おれのゔぇるでぃ…おーおー…おれのゔぇるでぃ〜おーおー…」

あ!これは!

『オレのヴェルディ、オッオー!オー!ヴェルディ、愛してるよー!』じゃあないか!声に出したくなりますねえ!

そして試合中は常に太鼓が鳴り響き、それに合わせて手拍子を打つ。

なんか、こうやってチャント無しで太鼓の演奏だけ聴くことは珍しい、つか、無かった。

真反対に位置する相模原の応援席からも太鼓の響きが聞こえる。

遠くから残響を伴って反対側のゴール裏には呪怨の響?ドンドコドンドコ〜山奥から聞こえる儀式の音に聞こえる。

なんっつって、もっと近くで聴いたら全然違う印象かもしれない。


翻ってヴェルディの応援太鼓は、ああ、読売サンバ隊!その流れを汲むリズムで、大太鼓にスネアが裏打ちを加えて軽やかにする。

裏打ち、ルーディメント、2拍3連を交えてポリリズムを生み出す。

試合中、終始ビートに乗りながら観戦。今までもそうだったはずなのに、チャント無しで聴くと改めていろいろ気づくことがあるなぁ。

ビートに促され子供たちも無邪気に踊っていた。


・・・なんだっけ?あー、サッカーの話。


前半はヴェルディが攻め込んでいた。DFライン、上がりっぱなし。

余裕があったのか、新井瑞稀が、ちょいちょいちょーいとドリブルして相手を交わして遠目から放ったシュートがきれいな軌道でゴールへ。

得点後、寄るな、騒ぐな、まとわりつくな、のポーズをしてたのは古巣への配慮なのね。

しかし本人としてはようやく今シーズン初得点。シーズンの前半はほぼ干され状態だった。私が予言した通り?堀監督は自身が指揮を執るようになって新井は出場機会を増やし、なんかの試合では「新井無双」と言われたほど暴れまくった。来シーズンもヴェルディにいるかな?


佐藤凌牙の2点目。先ず山下の落としが良かった。
そして、ぽーんっと緩い動きのボールをズバンっと蹴り込んだ。こういうの得意じゃね?決定力って言うより、決断力と言うか。


得点の無かった山下諒也だったが、勝っている状況でも、快足を生かしてしつこくチェイシングする。もう2Fから見てたからよく分かった、すっごい距離を追いかけ回してるんだなぁと驚いた。


3点目。ゴール前でのごちゃごちゃからのシュート。
私は結局誰が決めたかよく分からず、でも客席では、なんというか、「おおーっ」というより、「わぁっ」という、祝福するような声と拍手が沸き起こった。そんな気がした。

確認したら深澤大輝のゴールだった。

ま、たまたまそこにいて、蹴ったら入った、というところはあるが、これからを担う若手が得点したことを皆が祝い微笑んでいる、そういう雰囲気が客席にもピッチ上にもあった。


相模原とはチームとして、個人としてもポテンシャルが上回っていた。まあ当然だ。

でも、うるさいこと言うと・・・後のない相模原が後半開始からギアを上げてかかってきた時に、ヴェルディはそれにお付き合いしてしまった。

イキる相手をやんわりいなす、とは行かず、自陣で奪ったボールを何がなんでも繋いで攻撃しようとして、かえってピンチになることがあった。

もっとシンプルに蹴り出す、クリアするということでやり過ごす時間も必要だ。

はい、今年、こういうこと何度も言ってきました。ここ、絶対試験に出ます。(?)


退団の決まった柴崎貴広がゴールマウスを守り、残り15分となりやはり今年限りのカンペー富澤清太郎がセンターバックで入ってきた。

これは、やっぱりクリーンシート(0点)で終わりたいでしょう!そうなったけどね!


で、ま、その他、総括的なこととかいろいろありますけど、次回。