小浜島へ出発!
石垣港を出るとき、なぜか「はくおう」がいました。
はくおうはもともと新日本海フェリーが運航する「すずらん」というフェリーだったものを防衛省が船名変更の上チャーターしたもの。
訓練かなにかで来ているのでしょうか?
ちゅらさん2は石西礁湖に守られた波穏やかな海を進んでいきます。
向こうに見える陸地は石垣島のものです。
小浜島に近づくにつれ、海が澄んできました。
遠くに見える平べったい島は嘉弥真島。
瀬戸内海の大久野島と同じく、うさぎ島だそうです。いつか行ってみたい…
やがて、陸地が近づいてきました。
船はゆっくりと港に入り、着岸しました。
八重山諸島の中心・小浜島
ということで、小浜島に上陸です!
小浜島は面積7.86km²、人口726人(2021年)の島。
NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」で全国的に有名になった島です。
今日は1日かけてこの島を巡るわけですが…
島巡りに最適なのが電動自転車!
けっこうアップダウンがある島のようなので坂道もラクラク登れる電動自転車は重宝します。
今回は八重山観光フェリーの電動自転車付きフリープランを利用したのできっぷを渡して電動自転車を借ります。
自転車にまたがり、いざ、島巡りに出発…!
港から島の中心部へと登っていきます。
途中、ガードレールにヤギがくくりつけられているのに遭遇!
当たり前のようにヤギが道にいたのでびっくりしました。
さて、最初に向かうのは…
こちら!
島で一番標高が高い山、大岳(99.8m)です。
上に登る階段があるので登っていくと…
頂上に展望台がありました。
小浜島は八重山諸島の中でちょうど中央に位置しており、展望台からは島々を見渡すことができます!
↑西表島の旅行記はこちら
↑水牛車に乗ったときの様子はこちら
ちゅらさんの碑と難破船
再び自転車に乗り、次の場所に向かいます。
やってきたのは西大岳。
小浜島で2番目に高い山です。
さっきの大岳よりは階段の段数が少ないので階段が苦手な方はこっちがおすすめ?
頂上は大岳より広く、ちょっとした広場になっていました。
その一角にあるのが「ちゅらさんの碑」。
ちゅらさん放送を記念して建てられた碑のようで、記念撮影スポットになっていました。
西大岳からの眺めも絶景!
先ほど登った大岳の他、八重山諸島の島々もきれいに見渡すことができます。
大岳からは見えづらかった鳩間島の姿もきれいに見えました。
鳩間ブルーと言われる鳩間島の海、いつか見てみたいものです。
少しの間貸し切りでしたが、ガイド連れの方が登ってきました。
頂上で説明をするガイドの話が聞こえてきたのでちょっと耳を傾けていたら…
面白い話が聞こえてきました。
東側の海に見えるこの大きな貨物船、実は難破船なのだとか。
2023年1月にあの場所で座礁して以来撤去されることがなくすでに3ヶ月も放置状態なのだそう。
これが難破船というものなんですね…
遠くから見る分には難破しているようには見えないですが…
マンタの通り道
西大岳を下って自転車で島の一番端へと向かいます。
途中、ヤギが集まっている場所がありました。
じっと座っているヤギ。いったい何を想うのでしょうか…
マングローブが防波堤のすぐそばまで茂っている場所がありました。
「石長田海岸マングローブ林」と呼ばれているようです。
今までに西表島や石垣島でマングローブ林を見たことはありますが、こんなに間近で見たのは初めて。
防波堤の向こうに林があるという光景、見慣れませんね(笑)
島の一番端までやってきました。
お隣の西表島がすぐそこに見えます。
小浜島と西表島の間にあるこの海峡のことを「ヨナラ水道」といい、マンタの通り道になっていることからダイビングスポットとして人気が高いそうです。
ヨナラ水道を見下ろせる展望台もマンタの形でした。
ちょっと時間が押してきたので戻ります。
島の端から戻る途中、有名なシュガーロードを通りましたが、時間がないので後でもう一度行くことにして港に向かいました。
続きます。
次回