名古屋に降り立ったことは今までに何回かありました。
ただ、乗り継ぎのときが多く、あまり滞在時間がなかったのもまた事実。
それ以前に新幹線や貸切バスで素通りということも多く…
以前よりTwitterのとあるフォロワーさんから名古屋に来てほしいと言われていたこともあり、以前より「目的地として降り立ってみたい」と思っていましたが、今回その機会を得ることができました。
まずは名古屋駅バスターミナルに向かいます。
2017年に開業したばかりなのでまだ新しいですね。
今日はここから名古屋市営バスの「なごや観光ルートバス メーグル」に乗車します。
名古屋市の観光スポットをめぐるこのバス、私のような観光客にはぴったりです。
浄心営業所所属の専用車が使用されています。
それでは、出発です。
名古屋おもてなし武将隊の放送を聞きつつ名古屋の街並みを走っていきます。
トヨタ産業技術記念館を過ぎ、名古屋城のほうへ。
名古屋城バス停で下車。
というわけでここから名古屋城へ入っていきたいと思います。
名古屋城は特別史跡。
とりあえず入場料を払って中に入ります。
天守閣が見えてきました。
今から近づいていきます。
真下にやってきました。
名古屋城天守閣は第二次世界大戦中に空襲で焼失し、戦後の復元(鉄筋コンクリート造)。
木造での復元工事に備え2018年5月から入場禁止となっています。
なお、現在復元の目処は立っていないそうで…
有名な金のしゃちほこ(金鯱)。
天気がいいこともあってきらきら輝いています。
下から石垣を。
さて、次は2018年に復元が完了した本丸御殿を目指します。
少々並んで中へ。
ここ本丸御殿はもともとは藩主が住んでいる御殿でしたが、将軍の御成専用とすることとなり、その後は藩主でさえほとんど立ち入らなかったそうです。
中にはいくつかの広間があって、このように虎の壁画を見ることができます。
虎の他にもこんなのとか
こんなのもあって動物好きの私にはたまりません(笑)
川…?
こちらは対面所。
そして、こちらが一番格式が高いという、上洛殿。
最後に訪れたのはこちら、上御膳所。
ここで調理されていたんですね~
一周して入り口に戻ってきました。
さすがに豪華な本丸御殿でした。
さらに奥を目指します。
本丸御殿と天守閣を一度に見れるポイントを通過し、やってきたのは…
こちら。
西南隅櫓です。
西南隅櫓は名古屋城に現存する3つの隅櫓(西南・東南・西北)のうち常時公開されている唯一のもの。
天守閣に登れない代わりにここから景色を楽しみます。
西南隅櫓は外観二重、内部は3階の変わった櫓なのですが、こちら側からはよくわかりません。
(こちらは後で撮影した西南隅櫓。外から見ると二重ですね)
中に入ります。
急な階段を登り2階へ。
石落としがありました。
次に3階へ上がるのですが、どうやら消防法の規定により3階は9名(スタッフ含む)までしか同時に上がることはできず…
5分ほど待って上へ。
ここが最上階・3階です。
さっそく窓から外を見てみます。
まずはこちら側。
そして反対側を見ると…
緑の中に天守閣が浮かんで見えますね~
こちら側から見る天守閣も素敵です。
櫓を降りて次に向かうは湯殿書院。
要はお風呂です。
昔のお風呂とか、私の興味をすごく引きますね(笑)
こちらは将軍専用の浴場でした。
ガイドとともに中に入るようになっているため少々待機。前のグループが出たところで中に入ります。
こちらは一の間。
二の間。お風呂から出たときくつろぐところです。
そして、こちらがお風呂である「湯殿屋形」。
お風呂っぽくは……ないのですが、これは蒸し風呂だから。
近世前半まではお風呂といえば蒸し風呂だったようです。
ここから中に入るようになっています。
外でお湯を沸かし、その蒸気を床のすきまから取り入れるしくみ。
なるほど、これが昔のお風呂ですか…興味深いです。
最後にお隣の黒木書院を見て、建物の外に戻ってきました。
そろそろいい時間なので帰りましょうか…
本当は外の金シャチ横丁も行ってみたかったのですがパス。
最後に撮影用の金鯱を見てから外へ。
帰りもメーグルで名古屋駅に戻りました。
それでは、次回に続きます。