23年型 聖宝さん と 真雅さん その218「たんたんたーん!」 | 平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

本日も妄想にお付き合いください。


真雅さん「曼殊院の黄不動さん!

 凄い迫力じゃな。」


聖宝さん「秘仏となる黄不動さんが

 拝めるんも宸殿再建のお陰ですな。

 立派なんができてますがな。」



真雅さん「宸殿が再建された

 ゆうことは、いままでなかった

 ゆうことやろ。」


聖宝さん「雷ですか?

 わしの上醍醐でも雷からの

 火災で、、、、、。」


真雅さん「すぐ自分の話するな。

 雷火災で消失したんとは

 ちゃうがな。」


聖宝さん「ほな、戦災ですか?

 応仁の乱で京の都が焼け野原に

 なったゆう時ちゃいます?」


真雅さん「曼殊院が今のとこに

 移転したんは江戸時代やし。

 その前も銀閣寺建立のときに

 移転してるしな。」


聖宝さん「ほな宸殿はなんで

 消失したん?たんたんたーん?」


真雅さん「いや、なんちゃら

 クリニックのCMみたいなん

 いらんけんな。

 消失したんたんは明治の新政に

 なってからじゃ。」



聖宝さん「たんたん残ってますけど。

 明治って。またなんで?」


真雅さん「約150年前、明治政府に

 より野戦病院として供出された。

 それこそが京都フルーツ医科大

 付属病院の前身の京都療病院じゃ。」


聖宝さん「フルーチェって

 ゆうてますよ。京都フルーチェ

 大学ってなんですの?」


真雅さん「京都府立医科大学な。」


聖宝さん「明治5年に京都療病院へと

 上納されて以来、ずっと宸殿は

 なかったんですなぁ。

 明治は仏法苦難の時代やなぁ。」


真雅さん「古くは聖徳太子の療病院が

 あるように仏法と病院は繋がりが

 深いわな。」


聖宝さん「まあ確かに病院に

 なるのであれば、仕方ないと

 思えますけど、、、。

 その後ないままゆうんも

 辛いですで。」


真雅さん「それがやな、仏縁とは

 不思議なもんでな。

 その京都フルーチェ医科大学病院を

 定年退職された元看護師長さんが

 ある日曼殊院を訪ねて来られた。」


聖宝さん「フルーチェが気に入ったん

 たんたんたーん!!」



真雅さん「たんたんも気に入ったん

 たんたんたーん!」


聖宝さん「もうええけん、

 その元看護師長さんがなんて?」


真雅さん「元看護師長さんは

 自分の退職金の一部である

 100万円を寄付されたそうや。」


聖宝さん「えっ?自分が長年勤め

 上げた京都フルーチェ大付属

 病院があるのは、曼殊院のお陰

 ゆうことですか?」


真雅さん「ありがたい話やろ。

 明治に起こったことなんか

 今の看護師さんたちには

 関係ないと思うけど。」


聖宝さん「それが仏様のお導き

 ゆうやつでしょうなぁ。」


真雅さん「この看護師さんの寄付を

 キッカケに、曼殊院は宸殿再建を

 現実のものにと動き出すんよ。」


聖宝さん「勧進ですな。」


真雅さん「執事長さんが中心となり

 全国を勧進して、再建の資金を

 調達したゆうことや。」


聖宝さん「そやけどそのキッカケと

 なった看護師さんにこそ、

 仏様は宿ってはったんたんたん

 たーん!でしょうな。」


真雅さん「明治に寄進された宸殿は

 病院として多くの命を見守り、

 その想いの結晶として看護師さんの

 行動があったわけやな。」


聖宝さん「えっ?もう

 たんたんたーん!はいじって

 くれんのですか?」


真雅さん「もう飽きたん

 たんたんたーん!」


聖宝さん「確かに使いすぎたん

 たんたんたーん!」


真雅さん「そういえば

 段田男ゆう人、おったな。」



聖宝さん「あーなにそれっ?

 もうわけわからん!

 もうええわっ!」