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ソロフライトの思い出。
パイロットを志した者は最初の大きな達成感をここで味わうことになる。
教官から見送られ、飛行機のエンジンを一人でかけて、無線も一人で行う。
飛行する範囲はトラフィックパターンと呼ばれる空港の周辺を一周してくるだけだ。
今までは隣にいつも経験を積んだ教官が座っていたのに、今日は誰もいない。
良いことも悪いこともすべて自分一人で解決しなくてはならない。
一旦離陸したからには燃料があるうちに着陸させなくてはならない。
墜落は「死」を意味する。
非常事態の時の手順は何度も練習したはずだが、実際に起こってしまったら対処できるのだろうか.......
と、このように書いてみたのであるが、実は私、このソロフライトの時の記憶がまるでない。
恐怖なのか、感動なのか、喜びなのか、悲しみなのか...........................
どんな感情で飛んだのか憶えていないのだ。
ただ、がむしゃらに操縦をしていたからなのかもしれない。
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ソロフライトから帰ってくると仲間たちから握手を求められる。
「おめでとう」と。
そして宿舎では手荒い祝福をされる。
そう、プールに投げ込まれるわけだ。
ああ、だからこの宿舎にはプールが備え付けられているわけねえ.....................(笑)
つづく
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