いつまで続く?!建築工事のコスト高騰!! | 不動産投資顧問の知って得するブログ

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いつまで続く ?!建築工事のコスト高騰!!

 

 

 

日一日と日照時間が長くなり、

 

今年の冬は例年よりも温かい日が多く、花粉の飛散量も多い予報ですね。

 

温かい日が多くなるとスギ花粉・ヒノキ花粉、それに加えて、

 

大陸から偏西風に乗って運ばれてくる黄砂も気になる季節ですね!

 

 

通年アレルギーの筆者にとっては一番悩まされる季節です。( ノД`)…

 

 

 

 

 

このところ、業者さん達との四方山話で多いのが、……

 

建築工事のコスト高騰!    一体いつまで続くのでしょうか?

 

 

  ◆ マンション建設事業用地は仕入したが、・・・

 

A さん 「高値を承知で土地を仕入したが、ゼネコンさんからの工事代金が高すぎて、

     まったく収支が合わないので土地で売り出していますよ!(笑)

 

B さん  「一棟売収益物件を建設したが、売値が高くなりすぎるので計画変更して、

      しばらく会社資産として保有することにしました!」

 

C さん 「ゼネコンさんからの見積額がまったく合わないので、

     しばらくコインパーキングで運用することにしましたよ!」

 

 

 

  ◆ ゼネコンさんに見積依頼したが、・・・

 

 

D さん 「明らかにお断り見積で想定予算額をはるかに超えていましたよ、(苦笑)

 

E さん 「ゼネコンさん5社に見積依頼しましたが、想定額以上で、

     しかも工事着工予定日が数年先でしたよ! お断り見積ばかりでした!」

 

F さん 「2024年働き方改革で工期が伸びすぎていて、

     今まで2年位で竣工していた規模の建築計画が3年の工期でしたよ!」

      「大阪万博や大規模再開発事業に人手が回っているらしく、

     ゼネコンさんは 受注選別 しているようです」

 

 

どの業者さんとの四方山話でも、

 

建築工事費高騰で事業用地を仕入れても販売価格が高くなりすぎて、

 

事業計画に着手する時期について思案している状況のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  高騰が止まらない建築工事費

 

◆ 建設バブル ◆

 

この10年ほどで建設業界は、

 

東京オリンピック、首都圏の大規模再開発事業、大阪万博、リニア新幹線工事、

 

半導体工場建設、等々の公共事業で建設バブルと言われています。

 

工事費も右肩上がりで、2024年問題で人件費も上昇しています。

 

ゼネコンの手持ち工事は高い水準で、人手不足に拍車をかけ、

 

ゼネコン、サブコン、下請け業者では請負受注の選別がおきているようです。

 

 

  公共工事設計労務単価 全国平均値の推移を見れば一目瞭然と理解できます。

      (国土交通省「賃上げ・資材価格転嫁の取組みについて」より引用)

 

 

 

 

  建築資材高騰の要因

 

  建築資材コストが高騰している原因にはさまざまな要因があります。

 

  どの要因もすぐには解決できないため高騰がしばらく続く見込みです。

 

 

① ウッドショック 

 

  コロナ禍での在宅勤務増加とアメリカや中国等、世界的規模で建築資材の

 

  需要が増えており、木材が不足して価格が上昇している。

 

 

② アイアンショック 

 

  ウッドショックと同様に住宅需要の高まりで、鉄の需要も急増して、価格高騰して

 

  いるのがアイアンショックです。

 

 

③ 半導体不足 

 

  世界的に半導体が不足しており、エアコン・給湯機・床暖房等の住宅設備に

 

  必要な半導体不足が建築工事コスト高騰の要因になっている。

 

 

④ ウクライナ情勢 

 

  ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシアは世界各国から経済制裁を受け、

 

  反発したロシアが非友好国への木材等の輸出を制限しているため世界的な

 

  木材不足が価格の高騰になっている。

 

 

 

    (国土交通省「賃上げ・資材価格転嫁の取組みについて」より引用)

 

 

⑤ 労務費の高騰 

 

   2024年働き方改革により建設業・運搬業の人材不足による労務費の高騰が

 

   建築費高騰に直結している要因の一つになっている。

 

 

⑥ コンテナ料金の上昇 

 

   コンテナ料金はコロナ禍でネット通販の拡大により値上がりしました。

 

   建築資材を輸入するコンテナ運輸費も値上がりして資材価格も上昇した。

 

 

⑦ ガソリン代・電気代の高騰 

 

   建物建築には資材の製造や輸送、工事現場の重機等、多くのエネルギーが

 

   必要で、ガソリン・電気代の値上がりが建築費高騰に影響している。

 

 

⑧ 円 安 

 

     2024年3月に、34年ぶりに 1ドル 151円97銭 という大幅な円安を記録した、

 

  円安になれば輸入品の価格が上昇しますから、

 

  建築資材の多くを輸入している日本では建築費高騰に拍車をかけています。

 

 

 

 

 

 

 

  2020年のコロナウイルス感染発生時には不動産業界では不動産相場の下落を

 

  想定した識者もいましたが、在宅勤務の普及からマイホーム価格が上昇し、

 

  それに伴って建築コストも上昇しました。

 

  そして、2024年問題で労務費の高騰、建築資材の高騰により一段と

 

  建築コストが上昇しているのが現状です。

 

 

 

 

 

 

  同業者仲間からは異口同音に、

 

  「建築工事費の上昇はまだしばらく続くだろうな~!」

 

  「建築コスト高騰には様々な要因があるから、

 

   中古物件をリノベしてリユースする投資家も多くなっているよ!」

 

 

 

  「新築マンションも今は好調に売れているが、

 

  日銀は17年ぶりに短期金利を、0.5%に引上げることを決定したから、

 

  金利上昇傾向で中古リノベマンション人気が高くなるだろうな~!」

 

 

 

  

   建築工事コスト高騰の要因はすぐには解決されそうにありませんね。

 

   これからもコスト高騰傾向がしばらく続くと見込まれます。

 

  果たして、建築工事コスト高騰はいつまで続くのでしょうか?!

 

 

 
 

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