毛 越 寺
晴れているものの雲が広がり、湿度も低く比較的過ごしやすい東京です。
やはり、気温が 30℃以上と以下とでは随分違いますね。
奥州藤原氏が「平泉」に築き上げた “黄金文化”
今回は 毛越寺 です。
この日は猛暑日の平泉、歩いていると汗がとめどなく、・・・(;^_^A
毛越寺入口
境内に足を踏み入れると、見事な浄土庭園に身が引き締まる思いです。
少し歩くと、
「夏草や 兵どもが 夢のあと」
新渡戸稲造の英訳した句碑が、
「The summer grass `Tis all that's left Of ancient warriors' dreams. 」
毛越寺伽藍復原図

中尊寺をしのぐ規模だった毛越寺
奥州藤原氏の滅亡と重なる火災によって全ての建物は焼失してしまったようです。
大泉が池の静まり返った水面に しばし心を奪われます。
毛越寺一山の本坊、薬師如来像が安置されています。
築山から浄土庭園方向を眺めると、
山水と浄土庭園がまるで当時の栄華を蘇えらせているるようです。
常行堂
本尊は宝冠阿弥陀如来、奥殿に摩多羅神が祀られ、正月の行事「二十日夜祭」の舞台で
「延年の舞」が奉納される。
遣水
大泉が池に水を取り入れる長さ80mの水路。
自然に組まれた石の数々を眺めているだけで “涼”をよび曲水の宴を連想させてくれます。
(毛越寺パンフより引用)
広大な境内に大泉が池を海になぞらえ海岸や山水を随所に配した浄土庭園
大泉が池をゆっくり散歩しながら
暑さを忘れ 自然に溶け込めたような爽やかな気持ちになりました。
奥州藤原氏が築き上げた “黄金文化” “浄土庭園”
そして、滅亡・・・・・。
時の流れを忘れ、今も大泉が池には水が満ち溢れています。
めくるめく歴史の因果を肌に感じながらの庭園散策でした。
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それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~